@IDX:30800
@OFF:0x8e
@SPK:
@JPN:　部屋に戻ると畳に倒れ込み、虚脱感に導かれるまま　全身の力を抜く。
@ENG:

@IDX:30801
@OFF:0xde
@SPK:
@JPN:　身体が重い……。
@ENG:

@IDX:30802
@OFF:0xfe
@SPK:
@JPN:　体力はあるのに、動こうと思う気力がない。
@ENG:

@IDX:30803
@OFF:0x136
@SPK:
@JPN:　ガソリン満タンでバッテリーの上がった車……。
@ENG:

@IDX:30804
@OFF:0x172
@SPK:
@JPN:　たとえるとすれば、それが一番近い。
@ENG:

@IDX:30805
@OFF:0x1b4
@SPK:
@JPN:　理由は、おそらくあんな死体を見たから。
@ENG:

@IDX:30806
@OFF:0x1ea
@SPK:
@JPN:　焼け焦げて、皮膚を失った無惨な死体。
@ENG:

@IDX:30807
@OFF:0x21e
@SPK:
@JPN:　背中だったからまだしも、もし顔だったら……。
@ENG:

@IDX:30808
@OFF:0x25a
@SPK:
@JPN:　……思わず想像して、気分がさらに沈み込む。
@ENG:

@IDX:30809
@OFF:0x2b8
@SPK:
@JPN:　部屋に戻ると畳に倒れ込み、虚脱感に導かれるまま　全身の力を抜く。
@ENG:

@IDX:30810
@OFF:0x308
@SPK:
@JPN:　『虚脱感』と言っても、決して気分の悪いものでは　ない。
@ENG:

@IDX:30811
@OFF:0x34e
@SPK:
@JPN:　オヤジ臭い言い方をすれば、腰が軽くなったような　そんな感じだ。
@ENG:

@IDX:30812
@OFF:0x3ae
@SPK:
@JPN:　仕事の直後に、肉料理……。
@ENG:

@IDX:30813
@OFF:0x3d8
@SPK:
@JPN:　いささか躊躇はあったが、それでも副院長との会食　を断らなくて良かったと思う。
@ENG:

@IDX:30814
@OFF:0x444
@SPK:
@JPN:　副院長との、快楽に満ちたひと時……。
@ENG:

@IDX:30815
@OFF:0x478
@SPK:
@JPN:　僕の上で副院長の双丘が跳ね、嬌声がその美しい喉　から絞り出される。
@ENG:

@IDX:30816
@OFF:0x4ca
@SPK:
@JPN:　その姿態を思い出すだけで、股間が熱くなる。
@ENG:

@IDX:30817
@OFF:0x504
@SPK:
@JPN:　……我ながら、元気なことだが。
@ENG:

@IDX:30818
@OFF:0x553
@SPK:
@JPN:　副院長がどうして僕なんかと……その……セックス　する気になったのか、今となっても分からない。
@ENG:

@IDX:30819
@OFF:0x5bf
@SPK:
@JPN:　副院長とのそういう性的な関係は、今日に始まった　ことではないが、それも含めて理解に苦しむ部分は　ある。
@ENG:

@IDX:30820
@OFF:0x651
@SPK:
@JPN:　副院長がどうして僕なんかと……その……セックス　する気になったのか、今となっても分からない。
@ENG:

@IDX:30821
@OFF:0x6bd
@SPK:
@JPN:　思えばこの仕事を引き受けた時も、その豊かな胸を　押しつけるように、僕を誘惑してきた。
@ENG:

@IDX:30822
@OFF:0x721
@SPK:
@JPN:　まあ、あれは、煮え切らない僕の決断を促そうと、　飴玉をちらつかせたようなものだったのだろう。
@ENG:

@IDX:30823
@OFF:0x78d
@SPK:
@JPN:　だが、いざ実際にそういう関係を持ってしまうと、　『どうして』という思いはある。
@ENG:

@IDX:30824
@OFF:0x7fe
@SPK:
@JPN:　副院長がどうして僕なんかと……その……セックス　する気になったのか、今となっても分からない。
@ENG:

@IDX:30825
@OFF:0x86a
@SPK:
@JPN:　確かに、副院長には、この仕事のことを含めて何か　と目をかけてもらっているし、好意を持たれている　のはなんとなく分かる。
@ENG:

@IDX:30826
@OFF:0x8f0
@SPK:
@JPN:　だが、それとこれとは話が別だ。
@ENG:

@IDX:30827
@OFF:0x92c
@SPK:
@JPN:　ただ、彼女の言動の端々から推測するに、副院長は　僕の反応を見て遊んでいるのだろう、とは思う。
@ENG:

@IDX:30828
@OFF:0x998
@SPK:
@JPN:　年下の、自分で言うのもなんだが、初心な男の子を　手玉にとって楽しんでいるような……。
@ENG:

@IDX:30829
@OFF:0x9fc
@SPK:
@JPN:　少しサドの気もあるのかもしれない。
@ENG:

@IDX:30830
@OFF:0xa2e
@SPK:
@JPN:　キャリアを持った女性にはそういう傾向が強い。
@ENG:

@IDX:30831
@OFF:0xa6a
@SPK:
@JPN:　……偏った知識かもしれないが。
@ENG:

@IDX:30832
@OFF:0xab9
@SPK:
@JPN:　もちろん、僕はマザコンではないし、ましてやマゾ　でもない。
@ENG:

@IDX:30833
@OFF:0xb03
@SPK:
@JPN:　だがそれでも、年上の綺麗な女性から性の手ほどき　をしてもらえるなんてことは、僥倖と思って喜んで　受け入れている。
@ENG:

@IDX:30834
@OFF:0xb93
@SPK:
@JPN:　それに……こうして研鑚を積んでいけば、副院長と　の性交渉で主従を逆転できるかもしれない。
@ENG:

@IDX:30835
@OFF:0xbfb
@SPK:
@JPN:　ＳとＭは表裏一体であるそうだし……。
@ENG:

@IDX:30836
@OFF:0xc2f
@SPK:
@JPN:　……まあ、今は、見果てぬ夢だが。
@ENG:

@IDX:30837
@OFF:0xc74
@SPK:
@JPN:　もちろん、僕はマザコンではないし、ましてやマゾ　でもない。
@ENG:

@IDX:30838
@OFF:0xcbe
@SPK:
@JPN:　だがそれでも、年上の綺麗な女性から性の手ほどき　をしてもらえるなんてことは、僥倖と思って喜んで　受け入れてしまった。
@ENG:

@IDX:30839
@OFF:0xd50
@SPK:
@JPN:　それに……単なるお世辞かもしれないが、副院長も　僕とのセックスに満足してくれたようだ。
@ENG:

@IDX:30840
@OFF:0xdb6
@SPK:
@JPN:　これなら、再度のお誘いがあるかもしれない。
@ENG:

@IDX:30841
@OFF:0xdf0
@SPK:
@JPN:　そうやって研鑚を積んでいけば、副院長との性交渉　で主従を逆転できる日も来るのではなかろうか。
@ENG:

@IDX:30842
@OFF:0xe5c
@SPK:
@JPN:　……まあ、今は、見果てぬ夢だが。
@ENG:

@IDX:30843
@OFF:0xe9c
@SPK:
@JPN:　……そのためにも、今は休んでおこう。
@ENG:

@IDX:30844
@OFF:0xed0
@SPK:
@JPN:　肝心な時に役立たずなんてことになってしまったら　悔やんでも悔やみきれない。
@ENG:

@IDX:30845
@OFF:0xf2a
@SPK:
@JPN:　次は、どんなことをしてもらえるのだろう……？
@ENG:

@IDX:30846
@OFF:0xf96
@SPK:
@JPN:　部屋に戻ると畳に倒れ込み、虚脱感に導かれるまま　全身の力を抜く。
@ENG:

@IDX:30847
@OFF:0xfe6
@SPK:
@JPN:　身体が重い……。
@ENG:

@IDX:30848
@OFF:0x1006
@SPK:
@JPN:　体力はあるのに、動こうと思う気力がない。
@ENG:

@IDX:30849
@OFF:0x103e
@SPK:
@JPN:　ガソリン満タンでバッテリーの上がった車……。
@ENG:

@IDX:30850
@OFF:0x107a
@SPK:
@JPN:　たとえるとすれば、それが一番近い。
@ENG:

@IDX:30851
@OFF:0x10bc
@SPK:
@JPN:　最初から副院長の誘いは、断るべきだった。
@ENG:

@IDX:30852
@OFF:0x10f4
@SPK:
@JPN:　仕事の直後に、食事ができないことなど分かってい　たのに……。
@ENG:

@IDX:30853
@OFF:0x1140
@SPK:
@JPN:　それも、今日はあんな死体を見た後だ……。
@ENG:

@IDX:30854
@OFF:0x1178
@SPK:
@JPN:　おかげで、しばらくは肉料理を食えそうもない。
@ENG:

@IDX:30855
@OFF:0x11cf
@SPK:
@JPN:　だが御堂さんと話したおかげで、多少は気分が楽に　なった。
@ENG:

@IDX:30856
@OFF:0x1217
@SPK:
@JPN:　もし真っ直ぐ部屋に帰っていたら、今頃こんなこと　を考えている余裕すらなかったかもしれない。
@ENG:

@IDX:30857
@OFF:0x1291
@SPK:
@JPN:　明るく弾んだ彼女の声音が、耳元に蘇ってくる。
@ENG:

@IDX:30858
@OFF:0x12cd
@SPK:
@JPN:　予想もしなかった相手との、思いがけない楽しい昼　のひと時……。
@ENG:

@IDX:30859
@OFF:0x131b
@SPK:
@JPN:　今日は、このまま寝てしまうのも悪くない。
@ENG:

@IDX:30860
@OFF:0x137a
@SPK:
@JPN:　こんな時は、寝てしまうに限る。
@ENG:

@IDX:30861
@OFF:0x13a8
@SPK:
@JPN:　嫌な記憶も優れない気分も、眠りの中でならば全て　忘れられる。
@ENG:

@IDX:30862
@OFF:0x13f4
@SPK:
@JPN:　そう、忘れてしまえばいい……。
@ENG:

@IDX:30863
@OFF:0x1533
@SPK:
@JPN:　いきなり何事だ？
@ENG:

@IDX:30864
@OFF:0x1553
@SPK:
@JPN:　今日まで誰も訪ねてきたことのない部屋のドアが、　凄い勢いでノックされている。
@ENG:

@IDX:30865
@OFF:0x15bd
@SPK:
@JPN:　……いや、ノックなどと言えるほど生やさしいもの　ではない。
@ENG:

@IDX:30866
@OFF:0x1607
@SPK:
@JPN:　まるでドアをぶち破ろうとするかのように、激しく　連打されている。
@ENG:

@IDX:30868
@OFF:0x16be
@SPK:［女の声］
@JPN:　コルァ！　出てこ～い！　いるんだろぉ！？　さっさと開けなさいよぉ～！
@ENG:

@IDX:30871
@OFF:0x173a
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………真魚？
@ENG:

@IDX:30873
@OFF:0x178d
@SPK:［真魚］
@JPN:　居留守なんて使ったって、いるのは分かってんだからねぇ～！こらぁ～、開けろぉ～！
@ENG:

@IDX:30876
@OFF:0x1813
@SPK:[\protag]
@JPN:　人聞きの悪いことを言うな。いま開けてやるから……。
@ENG:

@IDX:30878
@OFF:0x1930
@SPK:［真魚］
@JPN:　コラッ！　どうして開けてくれないのよ！？
@ENG:

@IDX:30882
@OFF:0x19c8
@SPK:[\protag]
@JPN:って、お前、どうやって開けたんだ！？
@ENG:

@IDX:30884
@OFF:0x1a2f
@SPK:［真魚］
@JPN:　鍵穴にドライバーを突っ込んで、無理やり回した。
@ENG:

@IDX:30887
@OFF:0x1a95
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな開け方、どこで覚えたんだ！？　大体、ドライバーなんてどうして持ってるんだよ！？
@ENG:

@IDX:30889
@OFF:0x1b32
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなのどうだっていいじゃん。
@ENG:

@IDX:30892
@OFF:0x1b88
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうだっていいって、お前なぁ……うわっ！　鍵壊れてるじゃないか！
@ENG:

@IDX:30894
@OFF:0x1c0d
@SPK:［真魚］
@JPN:　当たり前でしょ。無理やり開けたんだから。
@ENG:

@IDX:30897
@OFF:0x1c6d
@SPK:[\protag]
@JPN:　あのなぁ……。
@ENG:

@IDX:30899
@OFF:0x1cc0
@SPK:［真魚］
@JPN:　こんなプッシュ式のボロっちい鍵、あってもなくてもおんなじでしょ？
@ENG:

@IDX:30902
@OFF:0x1d38
@SPK:[\protag]
@JPN:　そりゃそうだけど、お前……これの修理費、誰が払うと思ってるんだ？
@ENG:

@IDX:30904
@OFF:0x1dbd
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみ。
@ENG:

@IDX:30907
@OFF:0x1dfb
@SPK:[\protag]
@JPN:　………………はぁ～。
@ENG:

@IDX:30908
@OFF:0x1e43
@SPK:
@JPN:　こいつは一体、何しに来たんだ？
@ENG:

@IDX:30909
@OFF:0x1e71
@SPK:
@JPN:　不機嫌さを隠そうともせずに喚き散らし、挙げ句の　果てに部屋の鍵まで壊す……。
@ENG:

@IDX:30910
@OFF:0x1ecd
@SPK:
@JPN:　……ひょっとして、昼間の仕返しか？
@ENG:

@IDX:30913
@OFF:0x1f3b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……で？　結局、何しに来たんだ？
@ENG:

@IDX:30915
@OFF:0x1fa0
@SPK:［真魚］
@JPN:　……きみ、まだ私のこと『妹』とか思ってる？
@ENG:

@IDX:30918
@OFF:0x2002
@SPK:[\protag]
@JPN:　やっぱりな……そんなことで鍵を壊したのか？
@ENG:

@IDX:30920
@OFF:0x2071
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなこととは何よ！？　私にとっては凄く重要なことなんだからね！　答えなさいよ！
@ENG:

@IDX:30923
@OFF:0x20f9
@SPK:[\protag]
@JPN:　何がそんなに気に入らないんだ？　実年齢よりも若く見られて結構じゃないか？
@ENG:

@IDX:30925
@OFF:0x2186
@SPK:［真魚］
@JPN:　『若く』見られるのはともかく、『幼く』見られるのはイヤなの！　この外見のおかげで私がどれだけ苦労してるか、きみには分かんないでしょ！？
@ENG:

@IDX:30928
@OFF:0x2244
@SPK:[\protag]
@JPN:　人間、外見じゃないだろ？
@ENG:

@IDX:30930
@OFF:0x22a1
@SPK:［真魚］
@JPN:　そういう問題じゃな～いっ！　幼く見えるせいで普通に恋愛もできないんだよ？　この間なんて、中学生にナンパされたんだからね！？
@ENG:

@IDX:30933
@OFF:0x2353
@SPK:[\protag]
@JPN:　ナンパしてもらえないよりはマシなんじゃないか？
@ENG:

@IDX:30935
@OFF:0x23c6
@SPK:［真魚］
@JPN:　そういう話じゃなーい！
@ENG:

@IDX:30938
@OFF:0x2414
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、どういう話なんだよ。
@ENG:

@IDX:30940
@OFF:0x2475
@SPK:［真魚］
@JPN:　私だって、年相応の恋愛がしたいの！
@ENG:

@IDX:30943
@OFF:0x24cf
@SPK:[\protag]
@JPN:　だったらすればいいだろ。年相応の恋愛とやらを。
@ENG:

@IDX:30945
@OFF:0x2542
@SPK:［真魚］
@JPN:　すればいいって……。そんな簡単に言わないでよ！
@ENG:

@IDX:30948
@OFF:0x25a8
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、僕にどうしろって言うんだよ。え？
@ENG:

@IDX:30950
@OFF:0x2615
@SPK:［真魚］
@JPN:　謝って。
@ENG:

@IDX:30953
@OFF:0x2655
@SPK:[\protag]
@JPN:　は？
@ENG:

@IDX:30955
@OFF:0x269e
@SPK:［真魚］
@JPN:　昼間のこと謝って。
@ENG:

@IDX:30958
@OFF:0x26e8
@SPK:[\protag]
@JPN:　昼間のって、アレか？　『妹』みたいって言った……。
@ENG:

@IDX:30960
@OFF:0x275f
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうよ！　私のほうが年上なのに『妹』みたいだなんて……。ちゃんと謝ってよ！　あんな台詞取り消してよ！
@ENG:

@IDX:30963
@OFF:0x27fb
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かったよ……悪かったな。真魚は『妹』じゃない『姉』みたいなものだ。
@ENG:

@IDX:30965
@OFF:0x2884
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうそう、そうやって素直に……って違ーう！　そうじゃないでしょうが！　……きみ、ホントに悪かったと思ってるの？
@ENG:

@IDX:30968
@OFF:0x292a
@SPK:[\protag]
@JPN:　思ってるよ。
@ENG:

@IDX:30970
@OFF:0x297b
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ何？　きみは『姉』や『妹』と年相応の恋愛をするの？そういう属性の人なの？
@ENG:

@IDX:30973
@OFF:0x2a01
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ？　なに言ってんだお前？
@ENG:

@IDX:30975
@OFF:0x2ad8
@SPK:［真魚］
@JPN:　もー、分かんないかな……。
@ENG:

@IDX:30976
@OFF:0x2b98
@SPK:
@JPN:だから、私が言いたいのは……。
@ENG:

@IDX:30980
@OFF:0x2c32
@SPK:[\protag]
@JPN:はい、もしもし？
@ENG:

@IDX:30982
@OFF:0x2c8d
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、早かったのね……まだ起きてたの？
@ENG:

@IDX:30985
@OFF:0x2ceb
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長？　どうしたんですか？　こんな時間に……。
@ENG:

@IDX:30987
@OFF:0x2dda
@SPK:［千草］
@JPN:　ちょっと来て欲しいんだけど、時間いいかしら？
@ENG:

@IDX:30990
@OFF:0x2e3e
@SPK:[\protag]
@JPN:　今から……ですか？　今はちょっと……。
@ENG:

@IDX:30992
@OFF:0x2ea9
@SPK:［千草］
@JPN:　なぁに？　……フフ、なるほど、そういうことね。
@ENG:

@IDX:30995
@OFF:0x2f0f
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうしたんですか、急に……。
@ENG:

@IDX:30997
@OFF:0x2f70
@SPK:［千草］
@JPN:　御堂さんか佐伯さんあたりが来てるんじゃない？
@ENG:

@IDX:31000
@OFF:0x2fd4
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、真魚が来てます……でも、何で分かったんですか？
@ENG:

@IDX:31002
@OFF:0x30c7
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、あなたのことだもの……で、今はお楽しみの真っ最中？
@ENG:

@IDX:31005
@OFF:0x3137
@SPK:[\protag]
@JPN:　ち、違いますよ！　昼間の件で真魚が怒鳴り込んできて……。
@ENG:

@IDX:31007
@OFF:0x322e
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、そうなの……それじゃあ御堂さんには黙っていた方が良さそうね。
@ENG:

@IDX:31010
@OFF:0x32aa
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、そんなんじゃないって……。
@ENG:

@IDX:31012
@OFF:0x338b
@SPK:［千草］
@JPN:　楽しい夜を過ごしなさい。でも、あまり無理をしちゃダメよ？……じゃあ。
@ENG:

@IDX:31015
@OFF:0x342f
@SPK:[\protag]
@JPN:　…
@ENG:

@IDX:31016
@OFF:0x343f
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:31017
@OFF:0x344d
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:31018
@OFF:0x345b
@SPK:
@JPN:…
@ENG:

@IDX:31019
@OFF:0x346f
@SPK:
@JPN:違うって言ってるのに。
@ENG:

@IDX:31021
@OFF:0x3554
@SPK:［真魚］
@JPN:　今の、副院長先生から？
@ENG:

@IDX:31024
@OFF:0x35a2
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ああ。で、何だっけ？
@ENG:

@IDX:31026
@OFF:0x3675
@SPK:［真魚］
@JPN:　ほえ？
@ENG:

@IDX:31027
@OFF:0x370f
@SPK:
@JPN:　……あぁ！　だから、私が言いたいのは、『妹』とか『姉』とかそんな風に私を見ないでってこと！！
@ENG:

@IDX:31030
@OFF:0x37a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　？？？　……ああ、そういうことか。分かった。
@ENG:

@IDX:31032
@OFF:0x3814
@SPK:［真魚］
@JPN:　分かったの？　本当に？
@ENG:

@IDX:31035
@OFF:0x3862
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、真魚は真魚だ。僕の『姉』や『妹』じゃない。
@ENG:

@IDX:31037
@OFF:0x394d
@SPK:［真魚］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:31040
@OFF:0x3993
@SPK:[\protag]
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:31042
@OFF:0x3a5c
@SPK:［真魚］
@JPN:　もしかしてそれだけ？
@ENG:

@IDX:31045
@OFF:0x3aa8
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　これだけじゃまずいのか？
@ENG:

@IDX:31047
@OFF:0x3b81
@SPK:［真魚］
@JPN:　もー、ほんっっっっとに鈍いんだから！！　私の言ってるのはそういうことじゃないの！！
@ENG:

@IDX:31050
@OFF:0x3c0b
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、どういうことなんだよ。はっきり言ってくれないと分かんないよ。
@ENG:

@IDX:31052
@OFF:0x3c94
@SPK:［真魚］
@JPN:　きみ、ニブすぎ！　ふつー女の子にこんなこと言わせないよ！
@ENG:

@IDX:31055
@OFF:0x3d04
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、具体的には僕にどうしろって言うんだ？
@ENG:

@IDX:31057
@OFF:0x3d75
@SPK:［真魚］
@JPN:　私にも年相応の恋愛をさせてよ！
@ENG:

@IDX:31060
@OFF:0x3dcb
@SPK:[\protag]
@JPN:　すればいいだろ。
@ENG:

@IDX:31062
@OFF:0x3e20
@SPK:［真魚］
@JPN:　すればいいだろって……まだ分かってないの！？
@ENG:

@IDX:31065
@OFF:0x3e84
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かってないって何が？
@ENG:

@IDX:31067
@OFF:0x3edf
@SPK:［真魚］
@JPN:　私を恋愛対象として見てって言ってるんでしょ！！
@ENG:

@IDX:31070
@OFF:0x3f45
@SPK:[\protag]
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:31072
@OFF:0x400e
@SPK:［真魚］
@JPN:　私、『妹』って言われたのも悔しかったんだけど、あんまり意識してないって言われたのもすごくショックだったんだから。
@ENG:

@IDX:31075
@OFF:0x40b6
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚……。
@ENG:

@IDX:31077
@OFF:0x4105
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなに私って、子供っぽい？
@ENG:

@IDX:31080
@OFF:0x4159
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなことは……ないと思う。
@ENG:

@IDX:31082
@OFF:0x41ba
@SPK:［真魚］
@JPN:　それなら、もう子供扱いしないで。
@ENG:

@IDX:31085
@OFF:0x4212
@SPK:[\protag]
@JPN:　う、うん。分かった。
@ENG:

@IDX:31087
@OFF:0x426b
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、証拠を見せて。もう子供扱いしないっていう。
@ENG:

@IDX:31090
@OFF:0x42d5
@SPK:[\protag]
@JPN:　しょ、証拠って、そんなもんどうやって見せればいいんだ？　そんなモノ、見せようがないだろ？
@ENG:

@IDX:31092
@OFF:0x4372
@SPK:［真魚］
@JPN:　見せられるよ……。
@ENG:

@IDX:31095
@OFF:0x43bc
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうやって？
@ENG:

@IDX:31097
@OFF:0x4492
@SPK:［真魚］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:31099
@OFF:0x44f5
@SPK:［真魚］
@JPN:　昨夜と同じみたいに……して……。今日は最後までしてもいいから。
@ENG:

@IDX:31102
@OFF:0x456b
@SPK:[\protag]
@JPN:　な、なにバカなこと言ってるんだよ！？　そういうのは、証拠とかでするモノじゃ……。
@ENG:

@IDX:31103
@OFF:0x4646
@SPK:
@JPN:　軽い衣擦れの音を立てて、真魚の身体を包む白衣が　解けていく。
@ENG:

@IDX:31104
@OFF:0x4692
@SPK:
@JPN:　次に下着が……俯いた頬を羞恥で紅く染めながら、　ためらいがちに肌を露わにしていく。
@ENG:

@IDX:31105
@OFF:0x47cb
@SPK:
@JPN:　起伏に乏しい、しかし女らしい丸みを帯びた裸身が　目の前に晒された。
@ENG:

@IDX:31106
@OFF:0x481d
@SPK:
@JPN:　胸や淡い茂みが僕の視線をひきつける。
@ENG:

@IDX:31109
@OFF:0x488d
@SPK:[\protag]
@JPN:　お、おい！　ヤケになるなよ！　さっさと服を……。
@ENG:

@IDX:31111
@OFF:0x4902
@SPK:［真魚］
@JPN:　ヤケなんかじゃないもん……最初からこうしようって思ってた……。
@ENG:

@IDX:31114
@OFF:0x4978
@SPK:[\protag]
@JPN:　最初からって、お前……。
@ENG:

@IDX:31116
@OFF:0x49d5
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ショックだったんだからね……対等なつき合いだと思ってたのに、ただあしらわれてただけなんて……。
@ENG:

@IDX:31119
@OFF:0x4a6f
@SPK:[\protag]
@JPN:　別に、あしらってなんか……。
@ENG:

@IDX:31121
@OFF:0x4ad0
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ……先輩が誘ってきたらどうする？　……抱く……よね？
@ENG:

@IDX:31124
@OFF:0x4b40
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな、御堂さんが誘ってくるなんて……。
@ENG:

@IDX:31126
@OFF:0x4bb1
@SPK:［真魚］
@JPN:　仮定の話なんだからうろたえないでよ！　ねえ、誘ってきたらどうする？　抱くでしょ？
@ENG:

@IDX:31129
@OFF:0x4c39
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう、かもしれない。多分……断れないと思う。
@ENG:

@IDX:31131
@OFF:0x4caa
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、私もそうしてよ！　ずるいよ、先輩ばっかりそういう目で見てさ……私だって女なんだから……。
@ENG:

@IDX:31134
@OFF:0x4d42
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも……。
@ENG:

@IDX:31136
@OFF:0x4d91
@SPK:［真魚］
@JPN:　それとも、私じゃその気にならないの？　ここまでしてるのに……それでも、女としては見れないの？
@ENG:

@IDX:31139
@OFF:0x4e25
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなことはないけど……。
@ENG:

@IDX:31141
@OFF:0x4e84
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ抱いて。私のこと、女として扱って。でないと私……。
@ENG:

@IDX:31144
@OFF:0x4ef4
@SPK:[\protag]
@JPN:　………………本当に……いいのか？
@ENG:

@IDX:31146
@OFF:0x4f59
@SPK:［真魚］
@JPN:　イヤだったら、最初からこんなことしないよ。
@ENG:

@IDX:31149
@OFF:0x4fc7
@SPK:[\protag]
@JPN:　……
@ENG:

@IDX:31150
@OFF:0x4fd9
@SPK:
@JPN:……
@ENG:

@IDX:31151
@OFF:0x4fe9
@SPK:
@JPN:……
@ENG:

@IDX:31152
@OFF:0x4ff9
@SPK:
@JPN:……
@ENG:

@IDX:31153
@OFF:0x500f
@SPK:
@JPN:分かった。
@ENG:

@IDX:31155
@OFF:0x505c
@SPK:［真魚］
@JPN:　抱いて……くれるの？
@ENG:

@IDX:31158
@OFF:0x50a8
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ。これ以上拒んだりしたら、真魚に失礼だからな。
@ENG:

@IDX:31160
@OFF:0x511f
@SPK:［真魚］
@JPN:　もしかして……イヤなの？　私とするの……。
@ENG:

@IDX:31163
@OFF:0x5181
@SPK:[\protag]
@JPN:　イヤじゃないけど……。こんな、中途半端な気持ちのままで、こんなことしていいのかなって思って……。
@ENG:

@IDX:31165
@OFF:0x5226
@SPK:［真魚］
@JPN:　いいんじゃないのかな。エッチから始まる関係があってもいいと思うよ……。
@ENG:

@IDX:31168
@OFF:0x52a4
@SPK:[\protag]
@JPN:　そういうものか……。
@ENG:

@IDX:31170
@OFF:0x52fd
@SPK:［真魚］
@JPN:　そういうもんだよ……ほら、納得できたんなら早く抱いて。
@ENG:

@IDX:31173
@OFF:0x536b
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなに急ぐなよ。まだ布団も敷いてないんだぞ？
@ENG:

@IDX:31175
@OFF:0x53de
@SPK:［真魚］
@JPN:　だ、だって……急がないときみの決心が鈍っちゃいそうだから……。
@ENG:

@IDX:31178
@OFF:0x5454
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなに心配しなくても、今更逃げたりはしないよ。こういうことは、ちゃんとしたいんだ……いいだろ？
@ENG:

@IDX:31180
@OFF:0x54f9
@SPK:［真魚］
@JPN:　う、うん……。分かった。
@ENG:

@IDX:31181
@OFF:0x5596
@SPK:
@JPN:　布団を敷いて、準備を整えてから真魚の身体を膝に　抱えた。
@ENG:

@IDX:31182
@OFF:0x55de
@SPK:
@JPN:　回した腕で華奢な背中を抱き寄せると、甘い柑橘系　の匂いが真魚の髪から漂ってくる。
@ENG:

@IDX:31185
@OFF:0x5714
@SPK:[\protag]
@JPN:　綺麗だよ……。
@ENG:

@IDX:31187
@OFF:0x5767
@SPK:［真魚］
@JPN:　そ、そうかな……。
@ENG:

@IDX:31190
@OFF:0x57b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、髪も、目も、唇も、胸も、それにここも……。
@ENG:

@IDX:31192
@OFF:0x58df
@SPK:［真魚］
@JPN:　きゃふっ！
@ENG:

@IDX:31193
@OFF:0x5999
@SPK:
@JPN:　……もう、急にそんなとこ触らないでよ。
@ENG:

@IDX:31196
@OFF:0x59f7
@SPK:[\protag]
@JPN:　ははは、だって、真魚があんまり綺麗だからさ。
@ENG:

@IDX:31198
@OFF:0x5a68
@SPK:［真魚］
@JPN:　もう……でも、こんな格好じゃ、重くない？
@ENG:

@IDX:31201
@OFF:0x5ac8
@SPK:[\protag]
@JPN:　全然。それに、重くたって構わないさ……。
@ENG:

@IDX:31203
@OFF:0x5b35
@SPK:［真魚］
@JPN:　そお？
@ENG:

@IDX:31206
@OFF:0x5b73
@SPK:[\protag]
@JPN:　……触ってもいいだろ？
@ENG:

@IDX:31208
@OFF:0x5bce
@SPK:［真魚］
@JPN:　う、うん……
@ENG:

@IDX:31209
@OFF:0x5cb1
@SPK:
@JPN:あっ！？　ひゃんっ！
@ENG:

@IDX:31212
@OFF:0x5d91
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ゴメン……痛かったか？
@ENG:

@IDX:31214
@OFF:0x5df0
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん、気持ち良くって……だから、続けていいよ……。
@ENG:

@IDX:31217
@OFF:0x5e5c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……こうか？
@ENG:

@IDX:31219
@OFF:0x5f66
@SPK:［真魚］
@JPN:　う、うん…………あっ、あふっ……くすぐったい、よぅ……。
@ENG:

@IDX:31220
@OFF:0x5fd2
@SPK:
@JPN:　真魚の髪に、額に、キスの雨を降らせながら、指先　で割れ目を探る。
@ENG:

@IDX:31221
@OFF:0x6022
@SPK:
@JPN:　くすぐったそうに身をよじらせていた真魚が、少し　ずつ甘えるような動きを見せ始めた。
@ENG:

@IDX:31222
@OFF:0x6084
@SPK:
@JPN:　指先に蜜が絡みつき、真魚の吐息が熱くなる。
@ENG:

@IDX:31224
@OFF:0x6107
@SPK:［真魚］
@JPN:　はぁ、はぁ……ふぅ、ふあぁぁ……！
@ENG:

@IDX:31227
@OFF:0x6161
@SPK:[\protag]
@JPN:　どうかな？　初めてでよく分からないんだけど……。
@ENG:

@IDX:31229
@OFF:0x61d6
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、うん、気持ち、いいよ……アソコが……ひぁ！？　……と、溶けちゃう……くらい。
@ENG:

@IDX:31232
@OFF:0x6260
@SPK:[\protag]
@JPN:　本当に溶けてるみたいだよ……ほら、蜜がどんどん溢れてくる……。
@ENG:

@IDX:31234
@OFF:0x62e3
@SPK:［真魚］
@JPN:　ね、ね、もっと……もっと奥まで……掻き回して……！
@ENG:

@IDX:31237
@OFF:0x634d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……こう？
@ENG:

@IDX:31239
@OFF:0x639c
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、そ、そう！　もっと、イッパイ……ふあっ、あぁ……！
@ENG:

@IDX:31240
@OFF:0x6406
@SPK:
@JPN:　中指だけを、そっと真魚の中に差し入れる。
@ENG:

@IDX:31241
@OFF:0x643e
@SPK:
@JPN:　もっとキツイかと思ったが、そうでもない。
@ENG:

@IDX:31242
@OFF:0x6476
@SPK:
@JPN:　入り口の小ささからは想像もつかないほど、真魚の　中は余裕を持って僕の指を受け入れた。
@ENG:

@IDX:31243
@OFF:0x64da
@SPK:
@JPN:　試しにもう１本薬指を追加しても、充分に動かせる　だけの余裕がある。
@ENG:

@IDX:31245
@OFF:0x6575
@SPK:［真魚］
@JPN:　あんっ、あっ……い、イイ……気持ちイイよ……あっ、あっ、あっ！！
@ENG:

@IDX:31247
@OFF:0x65fa
@SPK:［真魚］
@JPN:　ダメ……ガマンできない……ふあっ、あぁっ！　き、来て……お願い、きてっ！
@ENG:

@IDX:31250
@OFF:0x667a
@SPK:[\protag]
@JPN:　……いいのか？　まだ……。
@ENG:

@IDX:31252
@OFF:0x66d9
@SPK:［真魚］
@JPN:　イイから……もう、我慢できないの……そのまま、きて……。
@ENG:

@IDX:31255
@OFF:0x67b6
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、この格好で……。
@ENG:

@IDX:31257
@OFF:0x6813
@SPK:［真魚］
@JPN:　こ、これ！？　で、でも……。
@ENG:

@IDX:31260
@OFF:0x6867
@SPK:[\protag]
@JPN:　……行くよ？
@ENG:

@IDX:31262
@OFF:0x68b8
@SPK:［真魚］
@JPN:　ま、待って！
@ENG:

@IDX:31263
@OFF:0x696b
@SPK:
@JPN:　うくぅっ、うあぁっ……キツ……あっ、あぁ！
@ENG:

@IDX:31266
@OFF:0x69cd
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……。
@ENG:

@IDX:31268
@OFF:0x6a20
@SPK:［真魚］
@JPN:　ひっ、ひぁぁ……ま、待って……あっ、まだ、動かないで……あっ、あっ、ダメ、ダメぇ……くぅぅっ！
@ENG:

@IDX:31269
@OFF:0x6ab2
@SPK:
@JPN:　膝の上に乗せていた真魚の身体を、背後から抱える　ようにした。
@ENG:

@IDX:31270
@OFF:0x6afe
@SPK:
@JPN:　子供に、おしっこをさせる時のポーズ……。
@ENG:

@IDX:31271
@OFF:0x6b36
@SPK:
@JPN:　抱え上げた腰を動かして位置を合わせ、少しずつ腕　の力を抜いた。
@ENG:

@IDX:31272
@OFF:0x6b94
@SPK:
@JPN:　指２本でも余裕があった真魚の中が、肉棒を入れた　途端強く収縮する。
@ENG:

@IDX:31273
@OFF:0x6be6
@SPK:
@JPN:　動こうにも、肉壁が絡みついて動かせない。
@ENG:

@IDX:31274
@OFF:0x6c1e
@SPK:
@JPN:　真魚の顔に、苦痛の表情が浮かんでいる。
@ENG:

@IDX:31276
@OFF:0x6c9d
@SPK:［真魚］
@JPN:　な、何でこんな格好……。
@ENG:

@IDX:31279
@OFF:0x6ced
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚を見てたら、何となく……な。
@ENG:

@IDX:31281
@OFF:0x6d52
@SPK:［真魚］
@JPN:　こんなの、恥ずかしいよぉ……ぐぅっ……ひぁっ！
@ENG:

@IDX:31284
@OFF:0x6db8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……大丈夫か？
@ENG:

@IDX:31286
@OFF:0x6e0b
@SPK:［真魚］
@JPN:　ちょっとキツイ……それに、恥ずかしくてアソコに力が……。
@ENG:

@IDX:31289
@OFF:0x6e7b
@SPK:[\protag]
@JPN:　恥ずかしいのは我慢。それとも抜くか……？
@ENG:

@IDX:31291
@OFF:0x6ee8
@SPK:［真魚］
@JPN:　ダメ！　このまま、ゆっくり動いて……我慢する……。
@ENG:

@IDX:31294
@OFF:0x6f52
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった……こうか？
@ENG:

@IDX:31296
@OFF:0x7067
@SPK:［真魚］
@JPN:　はうっ！　そ、そう……少し、ずつ……あっ、あっ……んっ！
@ENG:

@IDX:31297
@OFF:0x70d3
@SPK:
@JPN:　真魚に苦痛を与えないよう、ゆっくりと、少しずつ　抽挿を繰り返す。
@ENG:

@IDX:31298
@OFF:0x7123
@SPK:
@JPN:　限界まで広がった入り口は血の色を失い、腰を引く　たびに僅かに顔を覗かせる。
@ENG:

@IDX:31299
@OFF:0x718f
@SPK:
@JPN:　やはり、まだ早かったのではないか？
@ENG:

@IDX:31300
@OFF:0x71c1
@SPK:
@JPN:　そもそもこの体格差では、最初から無理があったの　ではないか？
@ENG:

@IDX:31301
@OFF:0x721b
@SPK:
@JPN:　だがゆっくりと抽挿を繰り返していくうちに、真魚　に変化が生まれた。
@ENG:

@IDX:31302
@OFF:0x726d
@SPK:
@JPN:　それまでは苦痛のみを訴えていた声が、指で探って　いた時と同じように鼻にかかったものになる。
@ENG:

@IDX:31303
@OFF:0x72d7
@SPK:
@JPN:　痛みに引き攣っていた表情も、僅かに弛緩し始めた　ように見える。
@ENG:

@IDX:31305
@OFF:0x736e
@SPK:［真魚］
@JPN:　はぁ、はぁ、はぁ……くぅん！　あっ、はっ、あんっ！
@ENG:

@IDX:31308
@OFF:0x73d8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……真魚？
@ENG:

@IDX:31310
@OFF:0x7427
@SPK:［真魚］
@JPN:　も、もう、平気……イッパイ、動いても……あふっ！　もっと掻き回して……。
@ENG:

@IDX:31313
@OFF:0x74a7
@SPK:[\protag]
@JPN:　……これくらいか？
@ENG:

@IDX:31315
@OFF:0x74fe
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あぁぁっ！　い、イイ、イイの……もっと、強く……。
@ENG:

@IDX:31318
@OFF:0x756e
@SPK:[\protag]
@JPN:　こ、こうか……？
@ENG:

@IDX:31320
@OFF:0x75c3
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ……い、今……スゴ、く……んぁ、あぁっ……イイの……奥……が……あぁぁ！
@ENG:

@IDX:31323
@OFF:0x7647
@SPK:[\protag]
@JPN:　真魚の中……凄く気持ちいい……。
@ENG:

@IDX:31325
@OFF:0x76ac
@SPK:［真魚］
@JPN:　くぅ……あうっ……嬉しい……私も……あぁっ……感じて……んっ……ふぁぁ……！
@ENG:

@IDX:31328
@OFF:0x7730
@SPK:[\protag]
@JPN:　ま、真魚……真魚……。
@ENG:

@IDX:31330
@OFF:0x778b
@SPK:［真魚］
@JPN:　……気持ち、イイよぅ……あうっ、ああんっ……。
@ENG:

@IDX:31333
@OFF:0x77f1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふっ、くっ……真魚……くぅ！
@ENG:

@IDX:31335
@OFF:0x7852
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ、あんっ、あんっ……来る、来ちゃう……ひっ、ふぁっ！おっきいのが、来ちゃう……。
@ENG:

@IDX:31338
@OFF:0x78de
@SPK:[\protag]
@JPN:　お、おい……ま、真魚、ちょっと……。
@ENG:

@IDX:31340
@OFF:0x7947
@SPK:［真魚］
@JPN:　突いて……もっと、もっと……あっ、あっ、あぁぁっ！
@ENG:

@IDX:31343
@OFF:0x79b1
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんなに、動いたら……もたな、い……。
@ENG:

@IDX:31345
@OFF:0x7a1c
@SPK:［真魚］
@JPN:　いい、から……やめ、ないで。もっと……うんっ……あっ……イイの、イイのぉ……ヤダ、ヤダ……もっとぉ！
@ENG:

@IDX:31346
@OFF:0x7ab4
@SPK:
@JPN:　真魚は無理な体勢で、少しでも多く快感を貪ろうと　腰を動かしている。
@ENG:

@IDX:31347
@OFF:0x7b06
@SPK:
@JPN:　身体から噴き出す汗、股間からこぼれ落ちる蜜……　二つの体液が混ざり合い、シーツにシミを作る。
@ENG:

@IDX:31349
@OFF:0x7bbb
@SPK:［真魚］
@JPN:　私っ……まだ……もっと……してたいのに……あぅ……ヤダぁ……まだ……イッちゃ……イキたくない……ないのにぃ……我慢できない……よぉ！
@ENG:

@IDX:31352
@OFF:0x7c77
@SPK:[\protag]
@JPN:　ご、ゴメン……僕、もう……限、界……。
@ENG:

@IDX:31354
@OFF:0x7ce2
@SPK:［真魚］
@JPN:　いい……の？　イッちゃう、の？　私も……じゃあ、もう……我慢しないで……イイ……の……？
@ENG:

@IDX:31357
@OFF:0x7d72
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、ああ……イこう、一緒に……一緒にイこう！
@ENG:

@IDX:31359
@OFF:0x7de3
@SPK:［真魚］
@JPN:　嬉し……い……んぁぁ……あっ……私っ……くぅぅっ！　もう……ダメ……あふっ……イッちゃう……イッちゃ……あっ！　ふあぁぁぁぁぁぁ！
@ENG:

@IDX:31360
@OFF:0x7f78
@SPK:
@JPN:　……我慢できなかった。
@ENG:

@IDX:31361
@OFF:0x7f9e
@SPK:
@JPN:　込み上げる射精感が臨界を越え、本能のまま肉棒を　真魚の中に突き込む。
@ENG:

@IDX:31362
@OFF:0x7ff2
@SPK:
@JPN:　奥深くに肉棒を埋めたまま、白濁液を真魚の体内に　一滴残らず吐き出した……。
@ENG:

@IDX:31363
@OFF:0x8120
@SPK:
@JPN:　……真魚がシャワーを浴びる音が聞こえる。
@ENG:

@IDX:31364
@OFF:0x8158
@SPK:
@JPN:　これから病院に戻って、また仕事なのだそうだ。
@ENG:

@IDX:31365
@OFF:0x8194
@SPK:
@JPN:　まさか情事を終えたそのままで夜勤につくわけにも　いかないのだろう。
@ENG:

@IDX:31366
@OFF:0x81f4
@SPK:
@JPN:　ラブホテルで、恋人がシャワーからあがるのを待つ　男の気持ちは、こんなものなのだろうか……。
@ENG:

@IDX:31367
@OFF:0x825e
@SPK:
@JPN:　煙草の一本でも燻らせることができれば、間も持つ　のかもしれない……。
@ENG:

@IDX:31368
@OFF:0x82b2
@SPK:
@JPN:　生憎そんな習慣を持ち合わせていない僕としては、　一人、真魚の移り香の残る布団の上で、漫然と水音　に聞き入っているしかなかった。
@ENG:

@IDX:31369
@OFF:0x8356
@SPK:
@JPN:　……男として据え膳は食ってしまったが、やっぱり　真魚の理屈がいまいち理解できない。
@ENG:

@IDX:31370
@OFF:0x83b8
@SPK:
@JPN:　年相応に見られたいという気持ちは分かる。
@ENG:

@IDX:31371
@OFF:0x83f0
@SPK:
@JPN:　だがそれだけのために、ここまでする必要があった　のか？
@ENG:

@IDX:31372
@OFF:0x8446
@SPK:
@JPN:　僕にしてみれば、こういうことになったのは素直に　嬉しいし、初めての相手が真魚だというのも、満足　こそすれ不満など、これっぽっちもない……。
@ENG:

@IDX:31373
@OFF:0x84e0
@SPK:
@JPN:　……だが、真魚はこれでいいのだろうか。
@ENG:

@IDX:31375
@OFF:0x85d1
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ～さっぱりした。でも、ここのシャワー、ボロっちいねぇ。浴びてる最中に、熱湯が出たり水になったり……。
@ENG:

@IDX:31378
@OFF:0x866f
@SPK:[\protag]
@JPN:　贅沢言うなよ。タダなんだから……。
@ENG:

@IDX:31380
@OFF:0x874c
@SPK:［真魚］
@JPN:　それもそっか……あ、きみもシャワー使う？　そのまんまじゃ汗臭いでしょ？
@ENG:

@IDX:31383
@OFF:0x87ca
@SPK:[\protag]
@JPN:　……いや。あとでいい。
@ENG:

@IDX:31385
@OFF:0x8825
@SPK:［真魚］
@JPN:　そう？　まあ、私はどっちでもいいんだけどね。男の人の汗のにおいって、嫌いじゃないし……。
@ENG:

@IDX:31388
@OFF:0x88b5
@SPK:[\protag]
@JPN:　なぁ……本当のところ、聞いていいか？
@ENG:

@IDX:31390
@OFF:0x891e
@SPK:［真魚］
@JPN:　……なに？
@ENG:

@IDX:31393
@OFF:0x8960
@SPK:[\protag]
@JPN:　何でここまでするんだ？
@ENG:

@IDX:31395
@OFF:0x8a35
@SPK:［真魚］
@JPN:　なんでって……良くなかった？
@ENG:

@IDX:31398
@OFF:0x8a89
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうじゃなくて……。
@ENG:

@IDX:31400
@OFF:0x8b58
@SPK:［真魚］
@JPN:　あっ！　避妊なら心配しなくてもいいよ。今日は大丈夫なはずだから。
@ENG:

@IDX:31403
@OFF:0x8bd0
@SPK:[\protag]
@JPN:　だから、そうでもなくて……。
@ENG:

@IDX:31405
@OFF:0x8cab
@SPK:［真魚］
@JPN:　……理由なんて聞かないでよね？　そういうの、マナー違反だから。
@ENG:

@IDX:31408
@OFF:0x8d21
@SPK:[\protag]
@JPN:　うっ……わ、分かったよ……。
@ENG:

@IDX:31410
@OFF:0x8df8
@SPK:［真魚］
@JPN:　でさ、どうだった？　気持ちよかった？
@ENG:

@IDX:31413
@OFF:0x8e54
@SPK:[\protag]
@JPN:　それはマナー違反じゃないのか！？
@ENG:

@IDX:31415
@OFF:0x8eb9
@SPK:［真魚］
@JPN:　私は気持ちよかったよ。やっぱ、相手がきみだからかな？
@ENG:

@IDX:31418
@OFF:0x8f25
@SPK:[\protag]
@JPN:　……なんだそりゃ。
@ENG:

@IDX:31420
@OFF:0x8ff2
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん、なんでもない。あんまり深い意味じゃないよ。
@ENG:

@IDX:31423
@OFF:0x905c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……そうか？
@ENG:

@IDX:31425
@OFF:0x9123
@SPK:［真魚］
@JPN:　えへへ……ねぇ？
@ENG:

@IDX:31428
@OFF:0x916b
@SPK:[\protag]
@JPN:　なんだよ、今度は？
@ENG:

@IDX:31430
@OFF:0x91c2
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ。あのさ、これからもしてあげよっか？
@ENG:

@IDX:31433
@OFF:0x9224
@SPK:[\protag]
@JPN:　これから？　う～ん、嬉しいけど今の仕事が続いてる限りは、ちょっと……。
@ENG:

@IDX:31435
@OFF:0x9336
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ聞くけど……きみ、副院長先生ともエッチしてたよね？
@ENG:

@IDX:31438
@OFF:0x93a6
@SPK:[\protag]
@JPN:　な、な、な……何のことだ？
@ENG:

@IDX:31440
@OFF:0x9405
@SPK:［真魚］
@JPN:　私、偶然見ちゃったんだよね……きみと副院長先生が、いやらしいことしてるトコ。副院長先生とつき合ってるの？
@ENG:

@IDX:31443
@OFF:0x94a5
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんなわけないだろ？
@ENG:

@IDX:31445
@OFF:0x9502
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふーん……じゃあ、カラダのつき合いってやつ？　どっちから誘ったの？
@ENG:

@IDX:31448
@OFF:0x957c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕が誘われた方。
@ENG:

@IDX:31450
@OFF:0x964b
@SPK:［真魚］
@JPN:　へぇ……じゃあ、誘惑されたんだ？
@ENG:

@IDX:31453
@OFF:0x96a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　誘惑？　……まあそうなるのかな。
@ENG:

@IDX:31455
@OFF:0x977e
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえねえ、どんなことしたの？
@ENG:

@IDX:31458
@OFF:0x97d2
@SPK:[\protag]
@JPN:　どんなことって、僕はあんまり経験がなかったからな、色々と手ほどきをしてもらったってとこかな。
@ENG:

@IDX:31460
@OFF:0x9873
@SPK:［真魚］
@JPN:　手ほどきかぁ……ねえ、私もしてあげようか？
@ENG:

@IDX:31463
@OFF:0x98d5
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　な、何を……。
@ENG:

@IDX:31465
@OFF:0x992e
@SPK:［真魚］
@JPN:　だから、エッチの手ほどき。こう見えてもそれなりに経験してるし、副院長先生より気軽にできるでしょ？
@ENG:

@IDX:31467
@OFF:0x99de
@SPK:［真魚］
@JPN:　それに本音を言うとね、さっきの凄く良かったんだ……だからできれば……。
@ENG:

@IDX:31469
@OFF:0x9a79
@SPK:［真魚］
@JPN:　それに昨夜、お口でしてあげたでしょ？　実はあの時、きみとは身体の相性がいいのかもって思ったんだ。
@ENG:

@IDX:31472
@OFF:0x9b11
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか？　その割に、さっきは随分痛がってたんじゃないか？
@ENG:

@IDX:31474
@OFF:0x9b8e
@SPK:［真魚］
@JPN:　痛くなんてなかったよ。久しぶりだったからちょっと苦しかったけど……サイズはぴったりだったでしょ？
@ENG:

@IDX:31477
@OFF:0x9c26
@SPK:[\protag]
@JPN:　ピッタリというか、キチキチというか……他に経験がないから比較はできないんだけど。
@ENG:

@IDX:31479
@OFF:0x9d35
@SPK:［真魚］
@JPN:　気持ち良くなかった？
@ENG:

@IDX:31482
@OFF:0x9d81
@SPK:[\protag]
@JPN:　……悔しいけど、凄く良かった。
@ENG:

@IDX:31484
@OFF:0x9e5a
@SPK:［真魚］
@JPN:　私もだよ。だから、私も練習相手に使って欲しいなぁって……
@ENG:

@IDX:31485
@OFF:0x9f2a
@SPK:
@JPN:ダメかな？
@ENG:

@IDX:31486
@OFF:0x9f71
@SPK:
@JPN:　つまり、これからもさせてくれるということか？
@ENG:

@IDX:31487
@OFF:0x9fad
@SPK:
@JPN:　潤んだ瞳で、上目遣いにすがるような視線を送って　くる真魚……。
@ENG:

@IDX:31488
@OFF:0x9ffb
@SPK:
@JPN:　こんな誘いを断れる男など、そうはいないだろう。　
@ENG:

@IDX:31489
@OFF:0xa04b
@SPK:
@JPN:　だが、いいのだろうか？
@ENG:

@IDX:31490
@OFF:0xa071
@SPK:
@JPN:　誘いは確かに嬉しいが、うまくいきすぎのような気　がする。
@ENG:

@IDX:31491
@OFF:0xa0b9
@SPK:
@JPN:　こんなにも簡単に、女性とうまくいくなど……。
@ENG:

@IDX:31494
@OFF:0xa131
@SPK:[\protag]
@JPN:　う～ん……。
@ENG:

@IDX:31496
@OFF:0xa23f
@SPK:［真魚］
@JPN:　ねえ、そんなに悩むことかな？
@ENG:

@IDX:31499
@OFF:0xa293
@SPK:[\protag]
@JPN:　う～ん……。
@ENG:

@IDX:31501
@OFF:0xa35e
@SPK:［真魚］
@JPN:　もしかして私に誘われて嬉しくないの？
@ENG:

@IDX:31504
@OFF:0xa3ba
@SPK:[\protag]
@JPN:　……嬉しいことは嬉しいんだけど……。
@ENG:

@IDX:31506
@OFF:0xa499
@SPK:［真魚］
@JPN:　嬉しいの？　へへへ……ならいいじゃん。
@ENG:

@IDX:31509
@OFF:0xa4f7
@SPK:[\protag]
@JPN:　でもなぁ……。
@ENG:

@IDX:31511
@OFF:0xa5c0
@SPK:［真魚］
@JPN:　一体なにをそんなに悩んでるの？
@ENG:

@IDX:31514
@OFF:0xa616
@SPK:[\protag]
@JPN:　だってなぁ……こんなうまい話があるわけないだろ……。
@ENG:

@IDX:31516
@OFF:0xa709
@SPK:［真魚］
@JPN:　なに？　もしかして私のこと疑ってるの？　キャッチとか変な宗教とか、そういうのだと思ってるの？
@ENG:

@IDX:31519
@OFF:0xa79d
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、真魚がどうとかじゃなくて……あまりにもうまくいきすぎて怖いっていうか……。
@ENG:

@IDX:31521
@OFF:0xa8a8
@SPK:［真魚］
@JPN:　もー、そんなことでウジウジ悩まないでよ。じゃあ何？　きみの人生って、うまくいっちゃいけないの？
@ENG:

@IDX:31524
@OFF:0xa93e
@SPK:[\protag]
@JPN:　そういうわけじゃないけど……。
@ENG:

@IDX:31526
@OFF:0xaa17
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあいいじゃん……ね？
@ENG:

@IDX:31529
@OFF:0xaa67
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうだな……まあ、いいか。
@ENG:

@IDX:31531
@OFF:0xab3c
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ、やったぁ！　これでしばらく、お互いエッチの相手に困らないよね。
@ENG:

@IDX:31534
@OFF:0xabba
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも、疲れてる時は、断るからな。
@ENG:

@IDX:31536
@OFF:0xac1f
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、分かった。それくらい、私も我慢するよ。
@ENG:

@IDX:31539
@OFF:0xac83
@SPK:[\protag]
@JPN:　ありがとう。
@ENG:

@IDX:31541
@OFF:0xacd4
@SPK:［真魚］
@JPN:　その時は、私が動くようにするね。
@ENG:

@IDX:31544
@OFF:0xad2c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……って、全然分かってないじゃないか！？
@ENG:

@IDX:31546
@OFF:0xae0f
@SPK:［真魚］
@JPN:　若いんだから大丈夫だって。一晩ぐっすり寝れば、すぐにギンギンだよ。
@ENG:

@IDX:31549
@OFF:0xae89
@SPK:[\protag]
@JPN:　って、一晩寝たらまた仕事だろ？
@ENG:

@IDX:31551
@OFF:0xaf66
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、そっか。う～ん、でもさ……疲れてるほうが興奮するって言わない？
@ENG:

@IDX:31554
@OFF:0xafe0
@SPK:[\protag]
@JPN:　言わないよそんなこと。
@ENG:

@IDX:31556
@OFF:0xb0b1
@SPK:［真魚］
@JPN:　え～、だって～。
@ENG:

@IDX:31559
@OFF:0xb0f9
@SPK:[\protag]
@JPN:　だってじゃない。男には生産能力の限界ってものが……。
@ENG:

@IDX:31561
@OFF:0xb1e8
@SPK:［真魚］
@JPN:　出ないなら出ないでいいじゃん。それだけ長持ちするんだし。
@ENG:

@IDX:31564
@OFF:0xb258
@SPK:[\protag]
@JPN:　長持ちってお前なぁ……勃たなかったら長持ちもないだろう？
@ENG:

@IDX:31566
@OFF:0xb2d5
@SPK:［真魚］
@JPN:　それはウソ。疲れると勃つって言うじゃん。
@ENG:

@IDX:31569
@OFF:0xb335
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、まあ、そういうこともあるけど……。
@ENG:

@IDX:31571
@OFF:0xb418
@SPK:［真魚］
@JPN:　でしょ？
@ENG:

@IDX:31574
@OFF:0xb458
@SPK:[\protag]
@JPN:　『でしょ？』って……はぁ。もういい、もういいから、今日はもう休ませてくれ……。
@ENG:

@IDX:31576
@OFF:0xb561
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふーん。ま、いいか。それじゃあ、もう帰るね。じゃあ、また明日！
@ENG:

@IDX:31577
@OFF:0xb5fb
@SPK:
@JPN:　真魚が部屋を出て行くなり、安易に約束したことを　早くも後悔し始めていた。
@ENG:

@IDX:31578
@OFF:0xb653
@SPK:
@JPN:　あの様子では、明日も顔を合わせるなり求めて来る　かもしれない。
@ENG:

@IDX:31579
@OFF:0xb6a1
@SPK:
@JPN:　そして誘われれば、僕には断ることはできない。
@ENG:

@IDX:31580
@OFF:0xb6dd
@SPK:
@JPN:　誘いを断れるほど、淡泊な性格ではない。
@ENG:

@IDX:31581
@OFF:0xb723
@SPK:
@JPN:　明日はまだいい……。
@ENG:

@IDX:31582
@OFF:0xb747
@SPK:
@JPN:　だが明後日も明々後日も、真魚が飽きるまでそれは　続く。
@ENG:

@IDX:31583
@OFF:0xb78d
@SPK:
@JPN:　毎日続けば、いつかは限界が来てしまう。
@ENG:

@IDX:31584
@OFF:0xb7c3
@SPK:
@JPN:　早く断れるようにならないと、大変なことになる。　
@ENG:

@IDX:31585
@OFF:0xb813
@SPK:
@JPN:　……よく考えると贅沢な悩みだな。
@ENG:

@IDX:31586
@OFF:0xb843
@SPK:
@JPN:　『腹上死』なんて俗な単語が浮かび、思わず苦笑を　漏らす。
@ENG:

@IDX:31587
@OFF:0xb88b
@SPK:
@JPN:　まあいい。とにかく今は体力の回復に努めよう。
@ENG:

@IDX:31588
@OFF:0xb8ef
@SPK:
@JPN:　真魚の瞳がうるうると、僕に訴えかけている。
@ENG:

@IDX:31589
@OFF:0xb929
@SPK:
@JPN:　なぜ真魚は、こんなことを言うのだろう？
@ENG:

@IDX:31590
@OFF:0xb96b
@SPK:
@JPN:　……副院長と、いつの間にかああいう関係になって　しまったのは、僕なりに納得している。
@ENG:

@IDX:31591
@OFF:0xb9cf
@SPK:
@JPN:　診察室での一件からして、副院長は僕の反応を見て　遊んでいるようだったし……悪く言えば少しサドの　気がある女性なのだろう。
@ENG:

@IDX:31592
@OFF:0xba57
@SPK:
@JPN:　年下の、自分で言うのもなんだが、初心な男の子を　手玉にとって楽しんでいるような……。
@ENG:

@IDX:31593
@OFF:0xbabb
@SPK:
@JPN:　キャリアを持った女性にはそういう傾向が強い。
@ENG:

@IDX:31594
@OFF:0xbaf7
@SPK:
@JPN:　……偏った知識かもしれないが。
@ENG:

@IDX:31595
@OFF:0xbb35
@SPK:
@JPN:　もちろん、僕はマザコンではないし、ましてやマゾ　でもない。
@ENG:

@IDX:31596
@OFF:0xbb7f
@SPK:
@JPN:　だがそれでも、年上の綺麗な女性から性の手ほどき　を受けられるなんてことは、僥倖だと思って喜んで　受け入れている。
@ENG:

@IDX:31597
@OFF:0xbc89
@SPK:
@JPN:　だが真魚は、副院長とは違う。
@ENG:

@IDX:31598
@OFF:0xbcb5
@SPK:
@JPN:　外見的なことは別として、真魚は確かに『年上の』　女性ではある。
@ENG:

@IDX:31599
@OFF:0xbd03
@SPK:
@JPN:　でも、それにしたって僕と大して年齢が離れている　わけではない。
@ENG:

@IDX:31600
@OFF:0xbd51
@SPK:
@JPN:　『手ほどき』とか『練習相手』とか言われたって、　ピンと来ない。
@ENG:

@IDX:31601
@OFF:0xbe2b
@SPK:
@JPN:　身体の相性？
@ENG:

@IDX:31602
@OFF:0xbe47
@SPK:
@JPN:　気持ちよかった？
@ENG:

@IDX:31603
@OFF:0xbe67
@SPK:
@JPN:　そんな言葉を信じるほど、自信過剰ではない。
@ENG:

@IDX:31604
@OFF:0xbea1
@SPK:
@JPN:　……大体、さっき『童貞喪失』したばかりの男との　セックスが『凄く気持ちいい』はずないだろう。
@ENG:

@IDX:31605
@OFF:0xbf0d
@SPK:
@JPN:　真魚とこういう関係になったこと自体は嬉しいが、　ここまで言われてしまうと、出来過ぎではないかと　逆に邪推してしまう。
@ENG:

@IDX:31606
@OFF:0xbf91
@SPK:
@JPN:　何か裏があるのではないか？
@ENG:

@IDX:31607
@OFF:0xbfcb
@SPK:
@JPN:　ふと気がつくと、真魚が不思議そうな顔をして僕を　まじまじと眺めている。
@ENG:

@IDX:31608
@OFF:0xc021
@SPK:
@JPN:　その視線を真正面から受け止めるようにして、真魚　を見つめ返す。
@ENG:

@IDX:31611
@OFF:0xc0ab
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:31613
@OFF:0xc0fa
@SPK:［真魚］
@JPN:　……？　どうしたの？
@ENG:

@IDX:31616
@OFF:0xc146
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕なんか誘って、どうするつもりだよ？
@ENG:

@IDX:31618
@OFF:0xc229
@SPK:［真魚］
@JPN:　それ、さっきも言ったよ？　きみとのセックス、凄く良かったから……。
@ENG:

@IDX:31621
@OFF:0xc2a3
@SPK:[\protag]
@JPN:　あのなぁ……僕よりうまいヤツなんて、腐るほどいるだろ？　そんなにヤリたきゃ、医者でも職員でも適当に……。
@ENG:

@IDX:31623
@OFF:0xc3c6
@SPK:［真魚］
@JPN:　違うよ！　うまいとか下手とか、そんなことじゃないもん！
@ENG:

@IDX:31626
@OFF:0xc434
@SPK:[\protag]
@JPN:　じゃあ、何なんだよ？　セックスのよさって、テクニック次第じゃないのか？
@ENG:

@IDX:31628
@OFF:0xc4bf
@SPK:［真魚］
@JPN:　確かにそれもあると思うけど……でも、それだけじゃないよ！気持ちとか、そういうのだって大事なんだよ！
@ENG:

@IDX:31631
@OFF:0xc559
@SPK:[\protag]
@JPN:　分からないな……どうしてそれが理由になるんだ？　僕が真魚に何かしたか？
@ENG:

@IDX:31633
@OFF:0xc65e
@SPK:［真魚］
@JPN:　綺麗って、言ってくれた……。
@ENG:

@IDX:31636
@OFF:0xc6b2
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ？
@ENG:

@IDX:31638
@OFF:0xc6fd
@SPK:［真魚］
@JPN:　綺麗だって言ってくれた。可愛いじゃなくて、綺麗って……。
@ENG:

@IDX:31641
@OFF:0xc76d
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんなことくらいで……。
@ENG:

@IDX:31643
@OFF:0xc7ce
@SPK:［真魚］
@JPN:　私、初めてだったんだ……綺麗って言われたの。それに、凄く優しく抱いてくれたし。
@ENG:

@IDX:31646
@OFF:0xc854
@SPK:[\protag]
@JPN:　『優しく』？　いや……そんなつもりなかったけど……ほら、初めてでぎこちなかったのを、そう感じただけなんじゃないか？
@ENG:

@IDX:31648
@OFF:0xc981
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん。そんなんじゃないよ。私、そのくらいは分かるもん。こう見えても、経験豊富なんだよ？
@ENG:

@IDX:31650
@OFF:0xca98
@SPK:［真魚］
@JPN:　今まで私がつき合った人って、大抵興味本位だったんだ……。結局変わったセックスがしたいだけ。だから色々試して飽きたらポイって。
@ENG:

@IDX:31653
@OFF:0xcb4c
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕も、そうかもしれないだろ？
@ENG:

@IDX:31655
@OFF:0xcbad
@SPK:［真魚］
@JPN:　それならそれでしょうがないよ。私が見抜けなかったんだし。
@ENG:

@IDX:31658
@OFF:0xcc1d
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも、それじゃあ真魚が……。
@ENG:

@IDX:31660
@OFF:0xccf4
@SPK:［真魚］
@JPN:　ほら、そうやってちゃんと私を気遣ってくれるんだもん。きみはそんな人じゃないよ。
@ENG:

@IDX:31663
@OFF:0xcd7a
@SPK:[\protag]
@JPN:　うっ……。
@ENG:

@IDX:31665
@OFF:0xcdc9
@SPK:［真魚］
@JPN:　私も楽しむことになるんだから、ね、いいでしょ？
@ENG:

@IDX:31668
@OFF:0xce2f
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも、仕事で疲れてるし……。
@ENG:

@IDX:31670
@OFF:0xcf0a
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなの理由になんないよ。今日だって仕事あったんでしょ？
@ENG:

@IDX:31673
@OFF:0xcf7a
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、今日は仕事終わってだいぶ経ってるし……。
@ENG:

@IDX:31675
@OFF:0xd063
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、副院長先生とはどうなのよ？　仕事の後だったのに、先生とはエッチなことしてたじゃん！
@ENG:

@IDX:31678
@OFF:0xd0f5
@SPK:[\protag]
@JPN:　うっ、そ、それは……なんて言うか……自然とそんな風な流れになっちゃったから……。
@ENG:

@IDX:31680
@OFF:0xd18a
@SPK:［真魚］
@JPN:　なによ？　流れって……。
@ENG:

@IDX:31683
@OFF:0xd1da
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、ほら……僕も男だから、さ。副院長に迫られて、身体が素直に反応しちゃったもんで……。
@ENG:

@IDX:31685
@OFF:0xd2ed
@SPK:［真魚］
@JPN:　『副院長せんせ～え、僕のココ、こんなになっちゃってるんです～う。何とかしてくださ～い』
@ENG:

@IDX:31688
@OFF:0xd37b
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………すごくムカつくんだけど。
@ENG:

@IDX:31690
@OFF:0xd456
@SPK:［真魚］
@JPN:　でも、そういうことなんでしょ？
@ENG:

@IDX:31693
@OFF:0xd4ac
@SPK:[\protag]
@JPN:　そういうことじゃ……ない……わけではない……こともなくはない……かな……？
@ENG:

@IDX:31695
@OFF:0xd53b
@SPK:［真魚］
@JPN:　……一体どっちよ？
@ENG:

@IDX:31698
@OFF:0xd585
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、だから……。その通り……です。
@ENG:

@IDX:31700
@OFF:0xd664
@SPK:［真魚］
@JPN:　……最初っからそう言えばいいのよ。なぁんだ。じゃあ、私もきみをその気にさせて勃たせちゃえばいいわけね？
@ENG:

@IDX:31703
@OFF:0xd702
@SPK:[\protag]
@JPN:　はあ？
@ENG:

@IDX:31705
@OFF:0xd7c3
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうだ！　じゃあさ、賭をしようよ。
@ENG:

@IDX:31708
@OFF:0xd81d
@SPK:[\protag]
@JPN:　賭？　どんな賭だよ？
@ENG:

@IDX:31710
@OFF:0xd8ec
@SPK:［真魚］
@JPN:　私がその気にさせられるかどうか。
@ENG:

@IDX:31713
@OFF:0xd944
@SPK:[\protag]
@JPN:　何だ、そりゃ？
@ENG:

@IDX:31715
@OFF:0xd997
@SPK:［真魚］
@JPN:　つまり、きみを勃起させたら、私の勝ち。勃起しなければ、私の負け。
@ENG:

@IDX:31717
@OFF:0xda1c
@SPK:［真魚］
@JPN:　……で、私が勝ったら今日みたいにセックスする。ね？　これならいいんでしょ？
@ENG:

@IDX:31720
@OFF:0xda9e
@SPK:[\protag]
@JPN:　『ね？』って簡単に言うけどな……、セックスだぞ？　そんなことで決めていいのか？
@ENG:

@IDX:31722
@OFF:0xdba7
@SPK:［真魚］
@JPN:　私がきみとしたいんだもん。それに、きみが言ったんだよ？　『そんな流れ』になったらするって。
@ENG:

@IDX:31725
@OFF:0xdc39
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、まあ、そうなんだけど……。でも、それって僕が圧倒的に不利じゃないか？　勃つか勃たないかなんて、自分の意思じゃどうにもならないんだから。
@ENG:

@IDX:31727
@OFF:0xdd84
@SPK:［真魚］
@JPN:　いつまでもグチグチ言って男らしくないよ？　私が勝ったら、エッチする。きみが勝ったら私を好きにする……これでどう？
@ENG:

@IDX:31728
@OFF:0xde26
@SPK:
@JPN:　真魚が何かしてきて、僕が勃起するかどうかで勝敗　が決まる。
@ENG:

@IDX:31729
@OFF:0xde70
@SPK:
@JPN:　勃起したら真魚の勝ち。
@ENG:

@IDX:31730
@OFF:0xde96
@SPK:
@JPN:　真魚とエッチをすることになる。
@ENG:

@IDX:31731
@OFF:0xdec4
@SPK:
@JPN:　勃起しなければ僕の勝ち。
@ENG:

@IDX:31732
@OFF:0xdeec
@SPK:
@JPN:　真魚を好きにすることができる。
@ENG:

@IDX:31733
@OFF:0xdf2a
@SPK:
@JPN:　……たとえ勃起しなかったとしても、そんな状況で　僕は我慢できるのか？
@ENG:

@IDX:31734
@OFF:0xdf7e
@SPK:
@JPN:　勝っても負けてもエッチすることになりそうな気が　するが……。
@ENG:

@IDX:31735
@OFF:0xdfca
@SPK:
@JPN:　まあ、その時はその時か……。
@ENG:

@IDX:31738
@OFF:0xe032
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かったよ。その条件でいい。
@ENG:

@IDX:31740
@OFF:0xe10d
@SPK:［真魚］
@JPN:　やった！　へへへ……明日から、せくしーな勝負パンツはいてこよっと。楽しみだなぁ！
@ENG:

@IDX:31743
@OFF:0xe195
@SPK:[\protag]
@JPN:　……はぁ。
@ENG:

@IDX:31745
@OFF:0xe25a
@SPK:［真魚］
@JPN:　ちょっと、何でため息をつくのよ？　失礼ね！？
@ENG:

@IDX:31748
@OFF:0xe2be
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、悪い……何か疲れがドッと出ちゃって……。
@ENG:

@IDX:31750
@OFF:0xe3a5
@SPK:［真魚］
@JPN:　ふんだっ！　約束、覚えてなさいよ！
@ENG:

@IDX:31751
@OFF:0xe437
@SPK:
@JPN:　……なんだか妙な賭の約束をしてしまった。
@ENG:

@IDX:31752
@OFF:0xe46f
@SPK:
@JPN:　それも、出来レースっぽい賭の約束を……。
@ENG:

@IDX:31753
@OFF:0xe4a7
@SPK:
@JPN:　まあ、僕としては、真魚の申し出を是が非でも断り　たいわけではなかったから、特に気にすることでも　ないのだが。
@ENG:

@IDX:31754
@OFF:0xe531
@SPK:
@JPN:　二人の残り香がする布団に横になって、深いため息　を漏らす。
@ENG:

@IDX:31755
@OFF:0xe57b
@SPK:
@JPN:　真魚が何を考えて僕を誘ったのか、どうしても理解　できない。
@ENG:

@IDX:31756
@OFF:0xe5c5
@SPK:
@JPN:　綺麗だと言われたから？
@ENG:

@IDX:31757
@OFF:0xe5eb
@SPK:
@JPN:　優しく抱いてくれたから？
@ENG:

@IDX:31758
@OFF:0xe613
@SPK:
@JPN:　そんなことだけで誘うのか？
@ENG:

@IDX:31759
@OFF:0xe64d
@SPK:
@JPN:　だが真魚の嬉しそうな表情を思い出すと、満更でも　ない気持ちになってくる。
@ENG:

@IDX:31760
@OFF:0xe6a5
@SPK:
@JPN:　正直、真魚は可愛いと思う。
@ENG:

@IDX:31761
@OFF:0xe6cf
@SPK:
@JPN:　見た目はまるで子供だが、年上だと分かっていれば　問題はない。
@ENG:

@IDX:31762
@OFF:0xe72d
@SPK:
@JPN:　明日からの日々が楽しみだ。
@ENG:

@IDX:31763
@OFF:0xe757
@SPK:
@JPN:　真魚のセクシーな下着姿を想像してひとしきり頬を　緩めると、そのままゆっくりと目を閉じた……。
@ENG:

@IDX:31765
@OFF:0xe809
@SPK:［真魚］
@JPN:　そんなこと言っても、誘えば飛びついてくるんでしょ？
@ENG:

@IDX:31768
@OFF:0xe873
@SPK:[\protag]
@JPN:　しないよ、そんなこと。
@ENG:

@IDX:31770
@OFF:0xe944
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ、そういうことにしておいてあげる！　じゃあ、この話はこれでおしまい！
@ENG:

@IDX:31773
@OFF:0xe9c6
@SPK:[\protag]
@JPN:　あのなぁ……まあいいや。で、もう帰るのか？
@ENG:

@IDX:31775
@OFF:0xeaab
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん、ついでだから聞いて欲しい話があるんだけど……ここだけの話って奴、ここでしてもいい？
@ENG:

@IDX:31778
@OFF:0xeb3d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ここだけの話？　なんだよ、改まって……。
@ENG:

@IDX:31780
@OFF:0xec2a
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん……あのさ、きみって絶対に秘密守れる？
@ENG:

@IDX:31783
@OFF:0xec8c
@SPK:[\protag]
@JPN:　内容にもよるけど……真剣な話なら誰にも言わないよ。
@ENG:

@IDX:31785
@OFF:0xed0b
@SPK:［真魚］
@JPN:　なら話すけど……ここだけの話、最近の副院長先生って変だと思わない？
@ENG:

@IDX:31788
@OFF:0xed85
@SPK:[\protag]
@JPN:　変って、どの辺が？
@ENG:

@IDX:31790
@OFF:0xee52
@SPK:［真魚］
@JPN:　あのね。最近、副院長先生が地下に降りてくところを見たっていう人、結構いるんだ。でね、地下から出てくると必ず目が虚ろなんだって。
@ENG:

@IDX:31793
@OFF:0xef19
@SPK:[\protag]
@JPN:　地下か……見回りじゃないのか？　僕がいる時に、降りてきたこともあるぞ？
@ENG:

@IDX:31795
@OFF:0xefa4
@SPK:［真魚］
@JPN:　じゃあ、何で目が虚ろになってるの？
@ENG:

@IDX:31798
@OFF:0xeffe
@SPK:[\protag]
@JPN:　さあ？　僕が見た時は普通だったけど。
@ENG:

@IDX:31800
@OFF:0xf0e1
@SPK:［真魚］
@JPN:　そっか……。
@ENG:

@IDX:31803
@OFF:0xf125
@SPK:[\protag]
@JPN:　お前、副院長が変だって、それだけを根拠に言ってるのか？
@ENG:

@IDX:31805
@OFF:0xf216
@SPK:［真魚］
@JPN:　違うよ、まだあるんだから。
@ENG:

@IDX:31807
@OFF:0xf275
@SPK:［真魚］
@JPN:　副院長先生って、治療とかを直接することってほとんどないんだけど……。
@ENG:

@IDX:31810
@OFF:0xf2f1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、それは知ってる。
@ENG:

@IDX:31812
@OFF:0xf34c
@SPK:［真魚］
@JPN:　いいから、最後まで聞いて。
@ENG:

@IDX:31815
@OFF:0xf39e
@SPK:[\protag]
@JPN:　す、すまん。それで？
@ENG:

@IDX:31817
@OFF:0xf3f7
@SPK:［真魚］
@JPN:　それでね、治療とかはしないはずなのに、白衣に血がついてたことがあるんだって。
@ENG:

@IDX:31820
@OFF:0xf47b
@SPK:[\protag]
@JPN:　白衣に血？
@ENG:

@IDX:31822
@OFF:0xf4ca
@SPK:［真魚］
@JPN:　そう。おかしいと思わない？
@ENG:

@IDX:31825
@OFF:0xf51c
@SPK:[\protag]
@JPN:　血か……もしかして……。
@ENG:

@IDX:31827
@OFF:0xf579
@SPK:［真魚］
@JPN:　何か心当たりがあるの？
@ENG:

@IDX:31830
@OFF:0xf5c7
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……いや、多分だけど……。
@ENG:

@IDX:31832
@OFF:0xf6a0
@SPK:［真魚］
@JPN:　なになに？　教えてよ。
@ENG:

@IDX:31835
@OFF:0xf6ee
@SPK:[\protag]
@JPN:　この間の健康診断の時、採血でちょっとしたミスがあってさ。僕の血が副院長にかかっちゃったんだ。多分その時のことを言ってるんじゃないかな。
@ENG:

@IDX:31837
@OFF:0xf82f
@SPK:［真魚］
@JPN:　そうなの？
@ENG:

@IDX:31840
@OFF:0xf871
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ。断定はできないけど、その時のことなんじゃないかな。
@ENG:

@IDX:31841
@OFF:0xf8df
@SPK:
@JPN:　そう……副院長の白衣に血がついていたこと自体は　何ら不思議なことではない。
@ENG:

@IDX:31842
@OFF:0xf939
@SPK:
@JPN:　……問題なのは、その後に偶然見てしまった光景。　
@ENG:

@IDX:31843
@OFF:0xf989
@SPK:
@JPN:　あのことは誰にも言っていない。
@ENG:

@IDX:31844
@OFF:0xf9b7
@SPK:
@JPN:　無論、今、真魚に言うつもりもない。
@ENG:

@IDX:31845
@OFF:0xf9e9
@SPK:
@JPN:　事実のみを見れば、副院長は、単に『手を洗って』　いただけのことだ。
@ENG:

@IDX:31846
@OFF:0xfa3b
@SPK:
@JPN:　……それ以外は、僕の主観に過ぎない。
@ENG:

@IDX:31848
@OFF:0xfb2e
@SPK:［真魚］
@JPN:　な～んだ……もっと凄いのを期待してたのに。
@ENG:

@IDX:31851
@OFF:0xfb90
@SPK:[\protag]
@JPN:　凄いの？　凄いのって何だよ？
@ENG:

@IDX:31853
@OFF:0xfc6f
@SPK:［真魚］
@JPN:　例えばさ、副院長先生が輸血用の血を飲んでた、とか……。
@ENG:

@IDX:31856
@OFF:0xfcdd
@SPK:[\protag]
@JPN:　それじゃ吸血鬼だろ？　……大体そんな話聞いて、どうするんだよ？
@ENG:

@IDX:31858
@OFF:0xfd60
@SPK:［真魚］
@JPN:　夜勤の時とかに、みんなで自分のネタを披露し合うの。結構盛り上がるんだよ。
@ENG:

@IDX:31861
@OFF:0xfde0
@SPK:[\protag]
@JPN:　はぁ……どうして女の人って、こうゴシップが好きかねぇ……噂のネタにされる相手のこと、考えたことあるか？
@ENG:

@IDX:31863
@OFF:0xff05
@SPK:［真魚］
@JPN:　うーん、ないんじゃないかな。
@ENG:

@IDX:31866
@OFF:0xff59
@SPK:[\protag]
@JPN:　だろうな……で、他にはどんな噂が流行りなんだ？
@ENG:

@IDX:31869
@OFF:0xffcf
@SPK:[\protag]
@JPN:　地下に？　それ、誰が見たんだ！？　追いかけた人は！？
@ENG:

@IDX:31871
@OFF:0x100c2
@SPK:［真魚］
@JPN:　い、イタ……痛いよぅ！
@ENG:

@IDX:31874
@OFF:0x10110
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、悪い……でも、副院長が地下で何をしてるのか見た人っているのか？
@ENG:

@IDX:31876
@OFF:0x10211
@SPK:［真魚］
@JPN:　ううん、そういう話は聞かないよ。
@ENG:

@IDX:31879
@OFF:0x10269
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうか……。
@ENG:

@IDX:31881
@OFF:0x10330
@SPK:［真魚］
@JPN:　もしかして、何か知ってるんじゃない？　地下で働いてるし、さっきの様子も普通じゃなかったし……。
@ENG:

@IDX:31884
@OFF:0x103c6
@SPK:[\protag]
@JPN:　……いや、何でもないんだ……。
@ENG:

@IDX:31885
@OFF:0x1041a
@SPK:
@JPN:　一昨日の晩、霊安室で見た光景が蘇る。
@ENG:

@IDX:31886
@OFF:0x1044e
@SPK:
@JPN:　地下に降りていく副院長を見た人が何人も……。
@ENG:

@IDX:31887
@OFF:0x1048a
@SPK:
@JPN:　もしかして、頻繁にあんなことをしているのか？
@ENG:

@IDX:31889
@OFF:0x1050f
@SPK:［真魚］
@JPN:　本当にどうしちゃったの？　変だよ、きみ。
@ENG:

@IDX:31892
@OFF:0x1056f
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ホントに何でもないんだ……そうだ、他に何か面白い話はないのか？
@ENG:

@IDX:31895
@OFF:0x105ff
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長が地下に？　……あっ！
@ENG:

@IDX:31897
@OFF:0x10660
@SPK:［真魚］
@JPN:　思い出した？　きみ覗いてたよね、霊安室……。
@ENG:

@IDX:31900
@OFF:0x106c4
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ……。
@ENG:

@IDX:31901
@OFF:0x10702
@SPK:
@JPN:　霊安室で見た光景……。
@ENG:

@IDX:31902
@OFF:0x10728
@SPK:
@JPN:　死体の顔を覗き込み、愛おしげに語りかける副院長　の姿……。
@ENG:

@IDX:31903
@OFF:0x10772
@SPK:
@JPN:　とても忘れられるものではない。
@ENG:

@IDX:31905
@OFF:0x107e9
@SPK:［真魚］
@JPN:　あの時、中に副院長先生がいたんでしょ？
@ENG:

@IDX:31908
@OFF:0x10847
@SPK:[\protag]
@JPN:　ああ、ビックリしたよ。あんな光景を見せられて……。
@ENG:

@IDX:31910
@OFF:0x10938
@SPK:［真魚］
@JPN:　あんな光景？　きみ、何か見たの！？
@ENG:

@IDX:31913
@OFF:0x10992
@SPK:[\protag]
@JPN:　見たのって……お前知らないのか？
@ENG:

@IDX:31915
@OFF:0x10a6d
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん。噂は地下で副院長先生が何かしてるってだけだから……きみは何を見たの？
@ENG:

@IDX:31918
@OFF:0x10aef
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや……別に変わったものは何も。ただ、あんな時間に霊安室に一人でいるから、おかしいなってだけで……。
@ENG:

@IDX:31920
@OFF:0x10c0e
@SPK:［真魚］
@JPN:　……ホントに？
@ENG:

@IDX:31923
@OFF:0x10c54
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………ああ。
@ENG:

@IDX:31924
@OFF:0x10c96
@SPK:
@JPN:　真魚は知らないのか。
@ENG:

@IDX:31925
@OFF:0x10cba
@SPK:
@JPN:　てっきり、副院長が中で何をしていたのかも知って　いるのかと思ったのだが……。
@ENG:

@IDX:31926
@OFF:0x10d16
@SPK:
@JPN:　ならば、教える必要もない。
@ENG:

@IDX:31927
@OFF:0x10d40
@SPK:
@JPN:　こんなことが噂になれば、副院長に迷惑がかかる。　
@ENG:

@IDX:31930
@OFF:0x10dbc
@SPK:[\protag]
@JPN:　それより、そんな噂をどこから仕入れてくるんだ？
@ENG:

@IDX:31932
@OFF:0x10ea5
@SPK:［真魚］
@JPN:　夜勤の時だよ。結構ヒマだし、こんな話でもしてないと寝ちゃうんだよね。
@ENG:

@IDX:31935
@OFF:0x10f21
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふぅん……他には、最近のネタで何かあるか？
@ENG:

@IDX:31937
@OFF:0x1100c
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ、そう言えばきみの噂もあったよ？
@ENG:

@IDX:31940
@OFF:0x11066
@SPK:[\protag]
@JPN:　へぇ……どんな？
@ENG:

@IDX:31942
@OFF:0x11143
@SPK:［真魚］
@JPN:　実は副院長先生のツバメで、最近姿を見ないのは寵愛が薄れたからだ……とか。
@ENG:

@IDX:31945
@OFF:0x111c3
@SPK:[\protag]
@JPN:　……オイ。
@ENG:

@IDX:31947
@OFF:0x11288
@SPK:［真魚］
@JPN:　何？　どうしたの？　……目が怖いよ？
@ENG:

@IDX:31950
@OFF:0x112e4
@SPK:[\protag]
@JPN:　まさか、お前まで信じちゃいないだろうな？
@ENG:

@IDX:31952
@OFF:0x113cb
@SPK:［真魚］
@JPN:　えっ！？　違うの？
@ENG:

@IDX:31955
@OFF:0x11415
@SPK:[\protag]
@JPN:　当たり前だ！　僕はただのバイト！　お前も知ってるだろ！？
@ENG:

@IDX:31957
@OFF:0x11508
@SPK:［真魚］
@JPN:　だから、それは仮の姿で……。
@ENG:

@IDX:31960
@OFF:0x1155c
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいか？　今度その噂が出たら、何でもいいから否定しろ。
@ENG:

@IDX:31962
@OFF:0x115d7
@SPK:［真魚］
@JPN:　うん、分かった。そうだなぁ……、適当に違う話にしておく。
@ENG:

@IDX:31965
@OFF:0x11647
@SPK:[\protag]
@JPN:　……頼むよ。
@ENG:

@IDX:31967
@OFF:0x1170e
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ……なんかきみに頼られるのって、気分いいね。
@ENG:

@IDX:31970
@OFF:0x11778
@SPK:[\protag]
@JPN:　頼る方は不安だらけだけどな……。
@ENG:

@IDX:31972
@OFF:0x11853
@SPK:［真魚］
@JPN:　あ～っ！　信用してないんでしょ？　任せてよ。
@ENG:

@IDX:31975
@OFF:0x118b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かった、任せるよ……。
@ENG:

@IDX:31977
@OFF:0x1198a
@SPK:［真魚］
@JPN:　へへへ……じゃあ私、もう帰るね！　バイバ～イ！
@ENG:

@IDX:31978
@OFF:0x11a16
@SPK:
@JPN:　噂……か。
@ENG:

@IDX:31979
@OFF:0x11a30
@SPK:
@JPN:　副院長にまつわる噂……。
@ENG:

@IDX:31980
@OFF:0x11a58
@SPK:
@JPN:　それを話している時の、真魚の怯えた表情……。
@ENG:

@IDX:31981
@OFF:0x11a94
@SPK:
@JPN:　すぐにふざけた調子に戻りはしたが、話し始めた時　の真魚は、明らかに様子がおかしかった。
@ENG:

@IDX:31982
@OFF:0x11b1b
@SPK:
@JPN:　単なる噂……そう否定したい。
@ENG:

@IDX:31983
@OFF:0x11b47
@SPK:
@JPN:　だが、あの時の自分自身の感覚に嘘はつけない。
@ENG:

@IDX:31984
@OFF:0x11b83
@SPK:
@JPN:　手を洗う副院長の姿から感じた印象は、真魚の話を　裏打ちするものに他ならない。
@ENG:

@IDX:31985
@OFF:0x11bf4
@SPK:
@JPN:　……単なる噂だ。
@ENG:

@IDX:31986
@OFF:0x11c14
@SPK:
@JPN:　そう否定したい気持ちとは逆に、自分の見た光景が　噂話を裏づける。
@ENG:

@IDX:31987
@OFF:0x11c64
@SPK:
@JPN:　あの時、副院長は何をしていたのだろう？
@ENG:

@IDX:31988
@OFF:0x11caa
@SPK:
@JPN:　身体は疲れているのに、不安で眠れそうもない。
@ENG:

@IDX:31989
@OFF:0x11ce6
@SPK:
@JPN:　ゴロゴロと寝返りを繰り返し、何とか眠れるように　努力を続ける。
@ENG:

@IDX:31990
@OFF:0x11d34
@SPK:
@JPN:　忘れてしまえればいいのに……。
@ENG:

@IDX:31991
@OFF:0x11ddc
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:31992
@OFF:0x11e0e
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:31993
@OFF:0x11e3c
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:31994
@OFF:0x11ed3
@SPK:
@JPN:　けたたましい電話のベルが、微睡にいた僕を現実へ　と引き戻す。
@ENG:

@IDX:31995
@OFF:0x11f1f
@SPK:
@JPN:　一体誰からだろう？
@ENG:

@IDX:31996
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@SPK:
@JPN:　今夜は、仕事もないはずだが……。
@ENG:

@IDX:31999
@OFF:0x11fbf
@SPK:[\protag]
@JPN:　……もしもし、どちら様でしょうか？
@ENG:

@IDX:32001
@OFF:0x12030
@SPK:［女の声］
@JPN:　……私よ。
@ENG:

@IDX:32004
@OFF:0x1207d
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ああ、副院長ですか。何かあったんですか？
@ENG:

@IDX:32007
@OFF:0x120f1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ふ、副院長ですか？　な、何でしょう？
@ENG:

@IDX:32009
@OFF:0x1215a
@SPK:［千草］
@JPN:　そんなに固くならなくていいわ。少し話があるだけだから。
@ENG:

@IDX:32012
@OFF:0x121c8
@SPK:[\protag]
@JPN:　は、はい。
@ENG:

@IDX:32014
@OFF:0x12217
@SPK:［千草］
@JPN:　……それとも昼間のことを思い出して、イケナイトコロが固くなっちゃった？
@ENG:

@IDX:32017
@OFF:0x12295
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いえ、そんなことは……。
@ENG:

@IDX:32019
@OFF:0x122f6
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……期待したところを悪いんだけど、そんな話のために電話したんじゃないの。
@ENG:

@IDX:32022
@OFF:0x1237c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どんな用件ですか？
@ENG:

@IDX:32024
@OFF:0x123d7
@SPK:［千草］
@JPN:　あなた、いま手元に財布はある？
@ENG:

@IDX:32027
@OFF:0x1242d
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、ありますけど……。
@ENG:

@IDX:32029
@OFF:0x1248a
@SPK:［千草］
@JPN:　本当に？　確認して。
@ENG:

@IDX:32032
@OFF:0x124d6
@SPK:[\protag]
@JPN:　わ、分かりました…………あれ？
@ENG:

@IDX:32034
@OFF:0x12539
@SPK:［千草］
@JPN:　……なかったのね？
@ENG:

@IDX:32037
@OFF:0x12583
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ。変だな……ポケットに入れておいたのに……。
@ENG:

@IDX:32039
@OFF:0x125f8
@SPK:［千草］
@JPN:　あるわけないわ。あなたの財布、私が持ってるもの。
@ENG:

@IDX:32042
@OFF:0x12660
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　何で副院長が僕の財布を？
@ENG:

@IDX:32044
@OFF:0x126c3
@SPK:［千草］
@JPN:　それはあとで話すわ。悪いんだけど、私の部屋まで取りに来てくれる？
@ENG:

@IDX:32047
@OFF:0x1273b
@SPK:[\protag]
@JPN:　わ、分かりました。すぐに伺います。
@ENG:

@IDX:32049
@OFF:0x127a2
@SPK:［千草］
@JPN:　待ってるわ。じゃあ……。
@ENG:

@IDX:32050
@OFF:0x1289d
@SPK:
@JPN:　副院長室へと向かう足取りは、辺りの雰囲気を反映　したように重い。
@ENG:

@IDX:32051
@OFF:0x128ed
@SPK:
@JPN:　昼間、あの部屋でセックスしたばかり。
@ENG:

@IDX:32052
@OFF:0x12921
@SPK:
@JPN:　直後に呼び出される理由として、財布を取りにいく　というのはあまりに間抜けだ。
@ENG:

@IDX:32053
@OFF:0x129a7
@SPK:
@JPN:　……廊下の奥から、物音が聞こえた。
@ENG:

@IDX:32054
@OFF:0x129d9
@SPK:
@JPN:　明らかに人が立てた音……。
@ENG:

@IDX:32055
@OFF:0x12a03
@SPK:
@JPN:　こんな場所に、誰かいるのか？
@ENG:

@IDX:32058
@OFF:0x12a6b
@SPK:[\protag]
@JPN:　……誰です？　隠れるつもりなら、人を呼びますよ？
@ENG:

@IDX:32060
@OFF:0x12ae2
@SPK:［女の声］
@JPN:　ま、待ってください……。
@ENG:

@IDX:32063
@OFF:0x12ba6
@SPK:[\protag]
@JPN:　み、御堂さん……どうして隠れたりしたんですか？
@ENG:

@IDX:32065
@OFF:0x12c93
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ごめんなさい……隠れるつもりはなかったんです。人が来るのが見えたから、つい……。
@ENG:

@IDX:32068
@OFF:0x12d1b
@SPK:[\protag]
@JPN:　『つい』？　……うーん、よく分かりませんけど、そんなこともあるかもしれませんね。それで、副院長に用事ですか？
@ENG:

@IDX:32070
@OFF:0x12e42
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いえ、用事はないんですけど……。
@ENG:

@IDX:32073
@OFF:0x12e9a
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　じゃあ何でこんなところにいるんですか？
@ENG:

@IDX:32075
@OFF:0x12f85
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:32078
@OFF:0x12fcd
@SPK:[\protag]
@JPN:　……？　言いづらければ別にいいですよ。それじゃあ僕は副院長に呼ばれているので……。
@ENG:

@IDX:32080
@OFF:0x130de
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ま、待ってください！
@ENG:

@IDX:32083
@OFF:0x1312a
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　……何ですか？
@ENG:

@IDX:32085
@OFF:0x131f9
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あの……私がここにいたこと、誰にも言わないでください……お願いします！
@ENG:

@IDX:32088
@OFF:0x13277
@SPK:[\protag]
@JPN:　へ？　別に構いませんが……なんで隠すんです？　知られるとまずいんですか？
@ENG:

@IDX:32090
@OFF:0x1337e
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、あの別に疚しいことなんかありません。ただ副院長先生に知られたら、きっと怒られるから……。
@ENG:

@IDX:32093
@OFF:0x13412
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長に怒られる？
@ENG:

@IDX:32095
@OFF:0x134df
@SPK:［悠紀］
@JPN:　お願いします！　私、どんなことでもします。本当に、どんなことでも……だから……。
@ENG:

@IDX:32098
@OFF:0x13567
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、だから、構わないって言ってるじゃないですか。
@ENG:

@IDX:32100
@OFF:0x13654
@SPK:［悠紀］
@JPN:　じゃ、じゃあ？
@ENG:

@IDX:32103
@OFF:0x1369a
@SPK:[\protag]
@JPN:　誰にも言いませんよ。そう言ってるじゃないですか。
@ENG:

@IDX:32105
@OFF:0x13785
@SPK:［悠紀］
@JPN:　ありがとうございます！
@ENG:

@IDX:32108
@OFF:0x137d3
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな大袈裟な……それより、早く戻った方がいいですよ？　いつまでもいると他の人に見つかるかもしれませんから。
@ENG:

@IDX:32110
@OFF:0x13884
@SPK:［悠紀］
@JPN:　はい。それでは、失礼します。
@ENG:

@IDX:32111
@OFF:0x138e2
@SPK:
@JPN:　……御堂さん、なんだか様子がおかしかった。
@ENG:

@IDX:32112
@OFF:0x1391c
@SPK:
@JPN:　何か隠している。
@ENG:

@IDX:32113
@OFF:0x1393c
@SPK:
@JPN:　それも怯えるほどの何かを……。
@ENG:

@IDX:32114
@OFF:0x1396a
@SPK:
@JPN:　一体、何を隠しているのだろう？
@ENG:

@IDX:32115
@OFF:0x139b0
@SPK:
@JPN:　っと、こんなところで考え込んでる暇はない。
@ENG:

@IDX:32116
@OFF:0x139ea
@SPK:
@JPN:　副院長をあんまり待たせては悪いからな。
@ENG:

@IDX:32118
@OFF:0x13a77
@SPK:［千草］
@JPN:　……開いてるわよ。
@ENG:

@IDX:32121
@OFF:0x13ac1
@SPK:[\protag]
@JPN:　失礼します。
@ENG:

@IDX:32124
@OFF:0x13c33
@SPK:[\protag]
@JPN:　申し訳ありません、遅くなりました。
@ENG:

@IDX:32126
@OFF:0x13c9a
@SPK:［千草］
@JPN:　本当に遅かったわね？　財布、いらないのかと思ったわ。寄り道でもしていたの？
@ENG:

@IDX:32129
@OFF:0x13d1c
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ、寄り道なんて……。
@ENG:

@IDX:32131
@OFF:0x13df3
@SPK:［千草］
@JPN:　じゃあ、私に会うのがイヤだったの？　昼間は、あんなに愛し合ったのに……目的を果たしたらポイ？
@ENG:

@IDX:32134
@OFF:0x13e87
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな……違いますよ！
@ENG:

@IDX:32136
@OFF:0x13ee6
@SPK:［千草］
@JPN:　じゃあ、なぜ遅れたの？
@ENG:

@IDX:32139
@OFF:0x13f34
@SPK:[\protag]
@JPN:　……そ、それは…………。
@ENG:

@IDX:32140
@OFF:0x13f82
@SPK:
@JPN:　……御堂さんのことは、内緒にすると約束した。
@ENG:

@IDX:32141
@OFF:0x13fbe
@SPK:
@JPN:　頼む時の必死の形相、約束した時の安堵の笑顔。
@ENG:

@IDX:32142
@OFF:0x13ffa
@SPK:
@JPN:　余程誰にも知られたくなかったのだろう。
@ENG:

@IDX:32143
@OFF:0x14042
@SPK:
@JPN:　だが、彼女のことを話さずに誤魔化せるか？
@ENG:

@IDX:32144
@OFF:0x1407a
@SPK:
@JPN:　それに、副院長を騙すのも心苦しい。
@ENG:

@IDX:32145
@OFF:0x140ac
@SPK:
@JPN:　……一体、どうすれば……。
@ENG:

@IDX:32146
@OFF:0x140ea
@SPK:
@JPN:約束は約束だから……
@ENG:

@IDX:32147
@OFF:0x14105
@SPK:
@JPN:約束はしたけど……
@ENG:

@IDX:32150
@OFF:0x14174
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません……部屋に帰ったらすぐに寝られるように、布団を敷いてたんです。丁度寝ようとしてたので……。
@ENG:

@IDX:32152
@OFF:0x14297
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、すぐに帰るつもりだったの？　このまま泊まっていけばいいのに……。
@ENG:

@IDX:32155
@OFF:0x14315
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　え？
@ENG:

@IDX:32157
@OFF:0x143da
@SPK:［千草］
@JPN:　そのつもりで隣りのベッドメイキングまでしたのよ？　それを無駄にするつもり？
@ENG:

@IDX:32160
@OFF:0x1445c
@SPK:[\protag]
@JPN:　で、でも、明日も仕事が……。
@ENG:

@IDX:32162
@OFF:0x14533
@SPK:［千草］
@JPN:　……そうね。ヤル気はなかったみたいだし、あんまり引き留めるのも無粋だしね。
@ENG:

@IDX:32165
@OFF:0x145b5
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません……。
@ENG:

@IDX:32167
@OFF:0x1460a
@SPK:［千草］
@JPN:　いいのよ……はい、お財布。一応中を確認して。
@ENG:

@IDX:32170
@OFF:0x1466e
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………なくなってるものはありません。
@ENG:

@IDX:32172
@OFF:0x146d9
@SPK:［千草］
@JPN:　そう。なら、もう帰ってもいいわ。
@ENG:

@IDX:32173
@OFF:0x1478d
@SPK:
@JPN:それとも……。
@ENG:

@IDX:32176
@OFF:0x147d1
@SPK:[\protag]
@JPN:　か、帰ります！　で、では、失礼しました！
@ENG:

@IDX:32177
@OFF:0x14909
@SPK:
@JPN:　……何とか誤魔化せた。
@ENG:

@IDX:32178
@OFF:0x1492f
@SPK:
@JPN:　副院長を騙したのは心苦しいが、御堂さんの約束の　方が先約だ。
@ENG:

@IDX:32179
@OFF:0x1497b
@SPK:
@JPN:　騙したのではなく、約束を守っただけだ……。
@ENG:

@IDX:32180
@OFF:0x149c5
@SPK:
@JPN:　布団の上でゴロゴロしながら、先程の自分の行為を　振り返る。
@ENG:

@IDX:32181
@OFF:0x14a0f
@SPK:
@JPN:　僕は間違っていない……はずだ。
@ENG:

@IDX:32182
@OFF:0x14a3d
@SPK:
@JPN:　約束は守るべきだし、守ったとしても何も問題ない　はず。
@ENG:

@IDX:32183
@OFF:0x14a95
@SPK:
@JPN:　…………信じていいんですよね、御堂さん。
@ENG:

@IDX:32184
@OFF:0x14acd
@SPK:
@JPN:　睡魔に薄れゆく意識の中で、もう一度彼女の笑顔を　思い浮かべた……。
@ENG:

@IDX:32187
@OFF:0x14b78
@SPK:[\protag]
@JPN:　途中で御堂さんに会って、話していました。
@ENG:

@IDX:32189
@OFF:0x14be5
@SPK:［千草］
@JPN:　そう……つまり私に呼び出されたことより、御堂さんと世間話をする方が大事だったのね？
@ENG:

@IDX:32192
@OFF:0x14c6f
@SPK:[\protag]
@JPN:　ち、違います！
@ENG:

@IDX:32194
@OFF:0x14d38
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、どう違うと言うの？　会って、話をしたんでしょう？　同じじゃない。
@ENG:

@IDX:32197
@OFF:0x14db6
@SPK:[\protag]
@JPN:　……彼女、この区画にいたんですよ。だから気になって……。
@ENG:

@IDX:32199
@OFF:0x14e33
@SPK:［千草］
@JPN:　この区画に？　だからどうだって言うの？
@ENG:

@IDX:32202
@OFF:0x14e91
@SPK:[\protag]
@JPN:　いや、その……ここら辺ではあまり見かけたことがないので、変だなって思って。
@ENG:

@IDX:32204
@OFF:0x14f9a
@SPK:［千草］
@JPN:　いいじゃない別に、御堂さんがどこにいたって。
@ENG:

@IDX:32207
@OFF:0x14ffe
@SPK:[\protag]
@JPN:　で、でも、なんとなくおかしな感じがしたので……。
@ENG:

@IDX:32209
@OFF:0x150e9
@SPK:［千草］
@JPN:　おかしいってどこら辺が？
@ENG:

@IDX:32212
@OFF:0x15139
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:32214
@OFF:0x15208
@SPK:［千草］
@JPN:　まあいいわ……それで、理由は聞いたの？
@ENG:

@IDX:32217
@OFF:0x15266
@SPK:[\protag]
@JPN:　い、いいえ……教えてくれませんでした。
@ENG:

@IDX:32219
@OFF:0x15347
@SPK:［千草］
@JPN:　そう……分かった。御堂さんには私から聞いておくわ。疑って悪かったわね。
@ENG:

@IDX:32222
@OFF:0x153c5
@SPK:[\protag]
@JPN:　いえ……。
@ENG:

@IDX:32224
@OFF:0x15414
@SPK:［千草］
@JPN:　それと今話したことは、全部御堂さんに内緒にしてね。もしかしたら内部監査レベルの話になるかもしれないから。
@ENG:

@IDX:32227
@OFF:0x154b4
@SPK:[\protag]
@JPN:　そ、そんな大袈裟な……！
@ENG:

@IDX:32229
@OFF:0x15511
@SPK:［千草］
@JPN:　もしかしたらよ……はい、これ……一応中を確認して。
@ENG:

@IDX:32232
@OFF:0x1557b
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、はい……大丈夫です。なくなってるものはありません。
@ENG:

@IDX:32234
@OFF:0x1566c
@SPK:［千草］
@JPN:　そう。なら、もう帰ってもいいわ。
@ENG:

@IDX:32237
@OFF:0x156c4
@SPK:[\protag]
@JPN:　はい。失礼しました……。
@ENG:

@IDX:32238
@OFF:0x157ec
@SPK:
@JPN:　結局、約束は守れなかった。
@ENG:

@IDX:32239
@OFF:0x15816
@SPK:
@JPN:　あれ以上誤魔化そうとすれば、自分の立場が危うく　なってしまう。
@ENG:

@IDX:32240
@OFF:0x15864
@SPK:
@JPN:　あとはもう、御堂さんに疚しい点がないことを祈る　だけだ……。
@ENG:

@IDX:32241
@OFF:0x158c2
@SPK:
@JPN:　…………大丈夫ですよね、御堂さん。
@ENG:

@IDX:32242
@OFF:0x158f4
@SPK:
@JPN:　睡魔に薄れゆく意識の中、怯えたような顔の彼女に　そっと語りかけた……。
@ENG:

@IDX:32243
@OFF:0x15a24
@SPK:
@JPN:　なぜ副院長が僕の財布を持っているのだろうか？
@ENG:

@IDX:32244
@OFF:0x15a60
@SPK:
@JPN:　ここに来るまでの間、色々と考えてみたが、どれも　これも可能性があるというだけで、確信がもてるよ　うな考えは浮かばなかった。
@ENG:

@IDX:32245
@OFF:0x15aea
@SPK:
@JPN:　まあ、どうせこのあと副院長に会うわけだし、その　時に聞けばいいことだ。
@ENG:

@IDX:32248
@OFF:0x15b8a
@SPK:[\protag]
@JPN:　よろしいでしょうか？
@ENG:

@IDX:32250
@OFF:0x15be3
@SPK:［千草］
@JPN:　ええ、どうぞ。
@ENG:

@IDX:32253
@OFF:0x15e06
@SPK:[\protag]
@JPN:　失礼します……あれ？　御堂さん……どうしてここに？
@ENG:

@IDX:32255
@OFF:0x15e7d
@SPK:［千草］
@JPN:　……その前に、これを見て。これ、あなたの財布？
@ENG:

@IDX:32258
@OFF:0x15ee3
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、僕の財布です。
@ENG:

@IDX:32260
@OFF:0x15f3c
@SPK:［千草］
@JPN:　間違いない？
@ENG:

@IDX:32263
@OFF:0x15f80
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ、間違いありません。ここにあったんですか？
@ENG:

@IDX:32265
@OFF:0x15ff3
@SPK:［千草］
@JPN:　いいえ、違うわ。看護婦の更衣室にあったの。
@ENG:

@IDX:32268
@OFF:0x1605d
@SPK:[\protag]
@JPN:　看護婦の更衣室？　……ってそんなところ僕行ってません！　覗きとか下着ドロなんて……。
@ENG:

@IDX:32270
@OFF:0x160f6
@SPK:［千草］
@JPN:　そうじゃないわ……薬品の数が合わなくて持ち物検査をしたら偶然出てきたのよ。鍵のかかった、御堂さんのロッカーからね。
@ENG:

@IDX:32273
@OFF:0x162cd
@SPK:[\protag]
@JPN:　……？　どういう意味ですか？
@ENG:

@IDX:32275
@OFF:0x1645f
@SPK:［千草］
@JPN:　そうね……一番に思いつく理由は、御堂さんが拾ってそのまま着服しようとした……そんなところかしら？
@ENG:

@IDX:32278
@OFF:0x164f7
@SPK:[\protag]
@JPN:　なっ！　御堂さんが！？
@ENG:

@IDX:32280
@OFF:0x1667f
@SPK:［悠紀］
@JPN:　私、そんなことしてません！　そのお財布だって、見たことも……。
@ENG:

@IDX:32282
@OFF:0x16702
@SPK:［千草］
@JPN:　じゃあ、何でこれがあなたのロッカーに入っていたの？　説明できる？
@ENG:

@IDX:32284
@OFF:0x168b8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　分かりません……何かの間違いとしか……。
@ENG:

@IDX:32286
@OFF:0x16925
@SPK:［千草］
@JPN:　あくまでもシラを切るつもり？　……しょうがないわね。そこまで強情なら、警察を呼ぶしか……。
@ENG:

@IDX:32289
@OFF:0x169b7
@SPK:[\protag]
@JPN:　ちょ、ちょっと待ってください！　……そこまで大袈裟にしなくても……。
@ENG:

@IDX:32291
@OFF:0x16a40
@SPK:［千草］
@JPN:　おかしな子ね……盗られたのは、あなたの財布なのよ？
@ENG:

@IDX:32293
@OFF:0x16be4
@SPK:［悠紀］
@JPN:　私、盗ったりしてません！
@ENG:

@IDX:32296
@OFF:0x16c34
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さんもこう言ってますし、もう少し調べてからでも……。
@ENG:

@IDX:32298
@OFF:0x16cb1
@SPK:［千草］
@JPN:　そのために警察を呼ぶんでしょう？　こういうことは、プロに任せた方がうまくいくわ。そうでしょう？
@ENG:

@IDX:32301
@OFF:0x16d47
@SPK:[\protag]
@JPN:　ですが……。
@ENG:

@IDX:32303
@OFF:0x16ec1
@SPK:［千草］
@JPN:　分からないわ……なぜかばうの？　どう見ても親しいとは思えないし、まだ知り合ってから１週間足らずでしょ？　御堂さんを信じる根拠は何？
@ENG:

@IDX:32306
@OFF:0x16f7b
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　そ、それは……。
@ENG:

@IDX:32308
@OFF:0x17103
@SPK:［千草］
@JPN:　いい加減、現実を見たら？
@ENG:

@IDX:32310
@OFF:0x17160
@SPK:［千草］
@JPN:　あなたの財布がなくなって、彼女のロッカーから出てきた……もし拾ったんだとしても、届けようとしなかったのはなぜ？
@ENG:

@IDX:32313
@OFF:0x17206
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:32315
@OFF:0x17255
@SPK:［千草］
@JPN:　御堂さんは反論できる？　何かの間違いだなんて言い訳、いつまでも通ると思わないでね。
@ENG:

@IDX:32317
@OFF:0x172ec
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:32319
@OFF:0x17464
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ、どうやら反論はないようね？　……どうする？　これでもまだかばうのかしら？
@ENG:

@IDX:32320
@OFF:0x174e8
@SPK:
@JPN:　……分からない。
@ENG:

@IDX:32321
@OFF:0x17508
@SPK:
@JPN:　本当に御堂さんが盗ったのか？
@ENG:

@IDX:32322
@OFF:0x17534
@SPK:
@JPN:　或いは、ネコババしようとしたのか？
@ENG:

@IDX:32323
@OFF:0x17566
@SPK:
@JPN:　……あり得ないと思いたい。
@ENG:

@IDX:32324
@OFF:0x175a0
@SPK:
@JPN:　だが、副院長の言ったことが本当なら……。
@ENG:

@IDX:32325
@OFF:0x175d8
@SPK:
@JPN:　御堂さんの言葉を信じるか？
@ENG:

@IDX:32326
@OFF:0x17602
@SPK:
@JPN:　それとも、副院長の意見を支持するか？
@ENG:

@IDX:32327
@OFF:0x17636
@SPK:
@JPN:　……どちらだ？
@ENG:

@IDX:32328
@OFF:0x17668
@SPK:
@JPN:それでも僕は信じたい……
@ENG:

@IDX:32329
@OFF:0x17687
@SPK:
@JPN:信じたいのは山々だけど……
@ENG:

@IDX:32332
@OFF:0x17704
@SPK:[\protag]
@JPN:　……やっぱり、御堂さんが盗ったとは思えません。
@ENG:

@IDX:32334
@OFF:0x178a0
@SPK:［千草］
@JPN:　ふぅ……そう。これ以上何を言っても無駄みたいね。
@ENG:

@IDX:32337
@OFF:0x17908
@SPK:[\protag]
@JPN:　……すみません。副院長の言葉を疑う気はないんですが……。
@ENG:

@IDX:32339
@OFF:0x17985
@SPK:［千草］
@JPN:　言い訳はいいわ。盗られたのはあなたの財布だもの……好きにすればいいわ。
@ENG:

@IDX:32342
@OFF:0x17a14
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません……。
@ENG:

@IDX:32344
@OFF:0x17b96
@SPK:［千草］
@JPN:　いいって言ってるでしょ？　さあ、さっさと部屋に帰ったら？
@ENG:

@IDX:32347
@OFF:0x17d33
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、はい……では、御堂さんも……。
@ENG:

@IDX:32349
@OFF:0x17ec7
@SPK:［千草］
@JPN:　御堂さんには、まだもう少しお話があるの。仕事上のことで。先に帰ってもらえる？
@ENG:

@IDX:32352
@OFF:0x1807c
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうですか……では失礼します。
@ENG:

@IDX:32353
@OFF:0x181a2
@SPK:
@JPN:　副院長にはああ言ったものの、本当のところはよく　分からない。
@ENG:

@IDX:32354
@OFF:0x181ee
@SPK:
@JPN:　御堂さんが盗ったのかもしれない……。
@ENG:

@IDX:32355
@OFF:0x18222
@SPK:
@JPN:　状況証拠だけを見れば、それが一番理に適う。
@ENG:

@IDX:32356
@OFF:0x1826c
@SPK:
@JPN:　だが、それでも信じたい。
@ENG:

@IDX:32357
@OFF:0x18294
@SPK:
@JPN:　……理由は、御堂さんの目。
@ENG:

@IDX:32358
@OFF:0x182be
@SPK:
@JPN:　彼女の目は、必死に自分の無実を訴えていた。
@ENG:

@IDX:32359
@OFF:0x182f8
@SPK:
@JPN:　信じる根拠はそれだけだが、彼女が盗ったなどとは　思えなかった。
@ENG:

@IDX:32360
@OFF:0x18352
@SPK:
@JPN:　それに……副院長のあまりにきつい物言いに反感を　覚えたのも事実だ。
@ENG:

@IDX:32361
@OFF:0x183a4
@SPK:
@JPN:　確かに、個人的な感情を抜けば、一番疑わしいのは　御堂さんだが、それにしても、看護婦とは副院長に　とって信頼すべき部下だろう？
@ENG:

@IDX:32362
@OFF:0x18430
@SPK:
@JPN:　もう少し、なんて言うか、逆に僕からかばうぐらい　の器量は、副院長にはありそうなものだが……。
@ENG:

@IDX:32363
@OFF:0x1849c
@SPK:
@JPN:　それとも……副院長は御堂さんのことを快く思って　いないのだろうか？
@ENG:

@IDX:32364
@OFF:0x18500
@SPK:
@JPN:　まあ、財布は戻ってきたのだ。
@ENG:

@IDX:32365
@OFF:0x1852c
@SPK:
@JPN:　僕はそれで充分。あえて犯人を探す必要はない。
@ENG:

@IDX:32366
@OFF:0x18568
@SPK:
@JPN:　そう、必要ないんだ……。
@ENG:

@IDX:32368
@OFF:0x186fe
@SPK:［千草］
@JPN:　それにしても御堂さん……あなた、なかなかやるじゃないの。一体どんな手で彼を手懐けたのかしら？　甘い言葉？　お金？　それとも身体？
@ENG:

@IDX:32370
@OFF:0x188ec
@SPK:［悠紀］
@JPN:　わ、私はそんなことしてません！
@ENG:

@IDX:32372
@OFF:0x1894f
@SPK:［千草］
@JPN:　あら、そうなの？　でも、夜遅くに彼をナースステーションに連れ込んだって噂を聞いたわよ？
@ENG:

@IDX:32375
@OFF:0x189dd
@SPK:[\protag]
@JPN:　すみません……いいですか？
@ENG:

@IDX:32377
@OFF:0x18b69
@SPK:［千草］
@JPN:　どうしたの？　言ってごらんなさい。
@ENG:

@IDX:32380
@OFF:0x18bc3
@SPK:[\protag]
@JPN:　僕は別に手懐けられてなんかいません。
@ENG:

@IDX:32383
@OFF:0x18c1f
@SPK:[\protag]
@JPN:　ナースステーションに行ったのも、手の傷を手当てしてもらうためです。副院長も、包帯のことはご存知でしょう？　だから、そういう言い方はやめてください。
@ENG:

@IDX:32385
@OFF:0x18e1f
@SPK:［千草］
@JPN:　……分かったわ。あなたがそう言うならやめてあげる……二人とも、もう結構よ。帰りなさい。
@ENG:

@IDX:32388
@OFF:0x18ead
@SPK:[\protag]
@JPN:　……失礼しました。
@ENG:

@IDX:32389
@OFF:0x18fa7
@SPK:
@JPN:　半ば怒りにも似た気持ちを抱いたまま、副院長室を　あとにした。
@ENG:

@IDX:32390
@OFF:0x18ff3
@SPK:
@JPN:　なぜ副院長はあんな言い方をしたのだろう？
@ENG:

@IDX:32391
@OFF:0x1902b
@SPK:
@JPN:　まるで、僕が御堂さんの無実を信じたことが、さも　気に入らないような物言いをして……。
@ENG:

@IDX:32392
@OFF:0x1908f
@SPK:
@JPN:　副院長と御堂さん、ひょっとして仲が悪いのか？
@ENG:

@IDX:32395
@OFF:0x19107
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さん、待ってください。
@ENG:

@IDX:32397
@OFF:0x1928a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……何か？
@ENG:

@IDX:32400
@OFF:0x192cc
@SPK:[\protag]
@JPN:　何かって……あんな疑いをかけられて頭に来ないんですか？　泥棒扱いされたんですよ？
@ENG:

@IDX:32402
@OFF:0x19361
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……いいえ。私のロッカーにお財布があったんですから、客観的に見て疑われるのは当然だと思います。
@ENG:

@IDX:32405
@OFF:0x193f7
@SPK:[\protag]
@JPN:　そんな……。
@ENG:

@IDX:32407
@OFF:0x194be
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……どうしてなんですか？
@ENG:

@IDX:32410
@OFF:0x1950e
@SPK:[\protag]
@JPN:　は？
@ENG:

@IDX:32412
@OFF:0x19557
@SPK:［悠紀］
@JPN:　どうしてあなたはかばってくれたんですか？　普通なら副院長先生の言われたように、私が盗ったと思うんじゃないんですか？
@ENG:

@IDX:32415
@OFF:0x19601
@SPK:[\protag]
@JPN:　だって、御堂さんがそんなことするわけないじゃないですか。
@ENG:

@IDX:32417
@OFF:0x196f8
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……私には分かりません。
@ENG:

@IDX:32420
@OFF:0x19748
@SPK:[\protag]
@JPN:　分からないって何がですか？　御堂さんが盗ったんじゃないんでしょう？
@ENG:

@IDX:32422
@OFF:0x19845
@SPK:［悠紀］
@JPN:　何で私なんかをそんな簡単に信用してしまうんですか？
@ENG:

@IDX:32425
@OFF:0x198af
@SPK:[\protag]
@JPN:　……理由なんてありませんよ。
@ENG:

@IDX:32427
@OFF:0x19986
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……え？
@ENG:

@IDX:32430
@OFF:0x199c6
@SPK:[\protag]
@JPN:　人を信じるって、そんなもんじゃないですか？
@ENG:

@IDX:32433
@OFF:0x19a28
@SPK:[\protag]
@JPN:　普段その人に接して、性格とか人柄とかに触れて……その人が信用できる人物かどうか、直感で判断する……そういうものだと思うんです。
@ENG:

@IDX:32436
@OFF:0x19ade
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さんもそうでしょう？　昨日、僕のことを信用してるって言ってくれたじゃないですか。たぶん、それと同じです。
@ENG:

@IDX:32438
@OFF:0x19c05
@SPK:［悠紀］
@JPN:　そんな……だって、私、あなたに冷たい態度を取り続けて……あなたも薄々気づいていたのではありませんか？　私があなたを避けてるって……。
@ENG:

@IDX:32441
@OFF:0x19cc1
@SPK:[\protag]
@JPN:　ええ。確かに、最初のうちはそうだったかもしれませんけど、最近はそうでもないじゃないですか。
@ENG:

@IDX:32443
@OFF:0x19dd6
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、あれは……。
@ENG:

@IDX:32446
@OFF:0x19e1e
@SPK:[\protag]
@JPN:　御堂さんは信じてもいい人です。僕はそう思います。
@ENG:

@IDX:32448
@OFF:0x19f0d
@SPK:［悠紀］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:32451
@OFF:0x19f53
@SPK:[\protag]
@JPN:　傷の手当てだってしてくれたじゃないですか。
@ENG:

@IDX:32454
@OFF:0x19fc0
@SPK:[\protag]
@JPN:　それに、昼間は僕のことを心配してお昼に誘ってくれました。
@ENG:

@IDX:32457
@OFF:0x1a030
@SPK:[\protag]
@JPN:　……最初の仕事の時も、倒れてしまった僕を介抱してくれたのは御堂さんです。
@ENG:

@IDX:32460
@OFF:0x1a0b0
@SPK:[\protag]
@JPN:　あんなに優しくしてくれる人が、財布を盗るなんて……そんなことするわけありません。
@ENG:

@IDX:32462
@OFF:0x1a145
@SPK:［悠紀］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:32465
@OFF:0x1a18b
@SPK:[\protag]
@JPN:　そうじゃありませんか？
@ENG:

@IDX:32467
@OFF:0x1a1e6
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……別に優しくなんかしてません。
@ENG:

@IDX:32470
@OFF:0x1a23e
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？
@ENG:

@IDX:32472
@OFF:0x1a287
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……私、看護婦なんですよ？　看護婦として当たり前のことをしただけです。
@ENG:

@IDX:32475
@OFF:0x1a305
@SPK:[\protag]
@JPN:　で、でも……あんなに僕に優しくしてくれたのは御堂さんだけだから……だから僕は……。
@ENG:

@IDX:32477
@OFF:0x1a412
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あ、あれは……あなたを特別扱いしたわけじゃありません！　そ、そんな風に思われたら私……困ります。
@ENG:

@IDX:32480
@OFF:0x1a4aa
@SPK:[\protag]
@JPN:　特別扱いなんて、そんな……もしかして迷惑……でしたか？
@ENG:

@IDX:32482
@OFF:0x1a525
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いいえ！　迷惑って言うんじゃなくって、その…………。
@ENG:

@IDX:32485
@OFF:0x1a591
@SPK:[\protag]
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:32487
@OFF:0x1a65a
@SPK:［悠紀］
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:32488
@OFF:0x1a69e
@SPK:
@JPN:　重苦しい沈黙……。
@ENG:

@IDX:32489
@OFF:0x1a6c0
@SPK:
@JPN:　……朴念仁の僕でも、気まずい雰囲気が二人を包み　込んでいることぐらいは感じ取れる。
@ENG:

@IDX:32490
@OFF:0x1a734
@SPK:
@JPN:　そう……だったのか。
@ENG:

@IDX:32491
@OFF:0x1a758
@SPK:
@JPN:　少しは親しくなれたと思っていたのは、思い込みに　過ぎなかったのか……。
@ENG:

@IDX:32492
@OFF:0x1a7be
@SPK:
@JPN:　何だか、空しくなってきた。
@ENG:

@IDX:32493
@OFF:0x1a7e8
@SPK:
@JPN:　別に、恋人になりたいなどとは思っていない。
@ENG:

@IDX:32494
@OFF:0x1a822
@SPK:
@JPN:　ただの友人でいい。
@ENG:

@IDX:32495
@OFF:0x1a844
@SPK:
@JPN:　いや、単なる顔見知りでも構わなかった。
@ENG:

@IDX:32496
@OFF:0x1a88a
@SPK:
@JPN:　しかし、そんな馴れ馴れしい僕の態度は御堂さんに　とって迷惑以外の何ものでもなかったのだ。
@ENG:

@IDX:32497
@OFF:0x1a8f2
@SPK:
@JPN:　言葉よりも雄弁な沈黙……。
@ENG:

@IDX:32498
@OFF:0x1a91c
@SPK:
@JPN:　打ちのめされた気がした。
@ENG:

@IDX:32500
@OFF:0x1a9fd
@SPK:［悠紀］
@JPN:　…………あの。
@ENG:

@IDX:32503
@OFF:0x1aa43
@SPK:[\protag]
@JPN:　……分かりました。
@ENG:

@IDX:32505
@OFF:0x1ab10
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え？
@ENG:

@IDX:32508
@OFF:0x1ab4c
@SPK:[\protag]
@JPN:　……明日の仕事はいつもの時間でいいんですよね？
@ENG:

@IDX:32510
@OFF:0x1abbf
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え、ええ……。
@ENG:

@IDX:32513
@OFF:0x1ac05
@SPK:[\protag]
@JPN:　……それでは僕はこれで失礼します。
@ENG:

@IDX:32515
@OFF:0x1ac6c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　え？　あ……。
@ENG:

@IDX:32516
@OFF:0x1ad07
@SPK:
@JPN:　御堂さんが何かを言いかけたが、僕は振り向くこと　なく足早にその場をあとにした。
@ENG:

@IDX:32517
@OFF:0x1ad65
@SPK:
@JPN:　……いたたまれなかった。
@ENG:

@IDX:32518
@OFF:0x1ae08
@SPK:
@JPN:　部屋に戻ってからも、俯いた御堂さんの姿が頭から　離れなかった。
@ENG:

@IDX:32519
@OFF:0x1ae56
@SPK:
@JPN:　ロビーでの会話が脳裏を駆け巡っている……。
@ENG:

@IDX:32520
@OFF:0x1ae9e
@SPK:
@JPN:　正直、ショックは大きい。
@ENG:

@IDX:32521
@OFF:0x1aec6
@SPK:
@JPN:　自分の思い込みの甘さに反吐が出る。
@ENG:

@IDX:32522
@OFF:0x1aef8
@SPK:
@JPN:　彼女にとって僕に声をかけられるのは、迷惑以外の　何ものでもなかっただろう。
@ENG:

@IDX:32523
@OFF:0x1af52
@SPK:
@JPN:　あんなことを言われたのに奇妙な話だが、怒りより　も先に笑いが込み上げてくる。
@ENG:

@IDX:32524
@OFF:0x1afc0
@SPK:
@JPN:　これ以上、彼女に話しかけるのはやめよう。
@ENG:

@IDX:32525
@OFF:0x1aff8
@SPK:
@JPN:　無理に近づこうとしても、逆に嫌われるだけだ。
@ENG:

@IDX:32526
@OFF:0x1b034
@SPK:
@JPN:　彼女にしても、その方が嬉しいに違いない……。
@ENG:

@IDX:32527
@OFF:0x1b0ab
@SPK:
@JPN:　御堂さんの目が、真っ直ぐにこちらを見ている。
@ENG:

@IDX:32528
@OFF:0x1b0e7
@SPK:
@JPN:　すがるような、訴えるような、真摯な視線……。
@ENG:

@IDX:32529
@OFF:0x1b123
@SPK:
@JPN:　その視線に耐えきれず、足下に視線を落とした。
@ENG:

@IDX:32530
@OFF:0x1b16f
@SPK:
@JPN:　……信じたいとは思う。
@ENG:

@IDX:32531
@OFF:0x1b195
@SPK:
@JPN:　だがその気持ちとは裏腹に、理性は副院長の意見に　賛同している。
@ENG:

@IDX:32532
@OFF:0x1b1e3
@SPK:
@JPN:　せめて何か、御堂さんを信じるに足るだけの根拠が　あれば……。
@ENG:

@IDX:32534
@OFF:0x1b278
@SPK:［千草］
@JPN:　悩んでるようね？　御堂さんをかばいたくても、これだけ証拠があったら……どうする？　警察を呼ぶ？
@ENG:

@IDX:32537
@OFF:0x1b30e
@SPK:[\protag]
@JPN:　いいえ……財布は戻ってきましたから、必要ないです。それに警察なんて呼べば、病院の信用に関わりますよ？
@ENG:

@IDX:32539
@OFF:0x1b4e0
@SPK:［千草］
@JPN:　……それもそうね……御堂さん、今回はこれで許してあげる。彼に感謝するのね。
@ENG:

@IDX:32541
@OFF:0x1b69c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……ありがとうございました……。
@ENG:

@IDX:32543
@OFF:0x1b701
@SPK:［千草］
@JPN:　フフフ……じゃあ二人とも、もう戻っていいわ。
@ENG:

@IDX:32546
@OFF:0x1b765
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ではこれで失礼します。
@ENG:

@IDX:32547
@OFF:0x1b869
@SPK:
@JPN:　副院長室を出た御堂さんは、ただ黙って僕から背を　向けて、この場から立ち去ろうとしていた。
@ENG:

@IDX:32548
@OFF:0x1b8d1
@SPK:
@JPN:　このまま別れてはいけない。
@ENG:

@IDX:32549
@OFF:0x1b8fb
@SPK:
@JPN:　なぜかそんな気がして、思わずその寂しげな背中を　呼び止めていた。
@ENG:

@IDX:32552
@OFF:0x1b987
@SPK:[\protag]
@JPN:　待ってください……！
@ENG:

@IDX:32554
@OFF:0x1ba54
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……何でしょうか？　まだ、何か言いたいことでも？
@ENG:

@IDX:32557
@OFF:0x1babc
@SPK:[\protag]
@JPN:　あ、あの……御堂さん、怒ってるんじゃないかと思って……。
@ENG:

@IDX:32559
@OFF:0x1bb39
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……なぜ私が怒るんですか？
@ENG:

@IDX:32562
@OFF:0x1bb8b
@SPK:[\protag]
@JPN:　さっき、副院長に何も言い返せなかったから……。
@ENG:

@IDX:32564
@OFF:0x1bbfe
@SPK:［悠紀］
@JPN:　あの場合は、副院長先生のように考えるのが普通です……違いますか？
@ENG:

@IDX:32567
@OFF:0x1bc76
@SPK:[\protag]
@JPN:　でも……。
@ENG:

@IDX:32569
@OFF:0x1bcc5
@SPK:［悠紀］
@JPN:　まだお話はありますか？　なければ私……。
@ENG:

@IDX:32572
@OFF:0x1bd25
@SPK:[\protag]
@JPN:　……僕は……。
@ENG:

@IDX:32574
@OFF:0x1bdf2
@SPK:［悠紀］
@JPN:　……私自身、何も反論できなかったんです。自分のことなのに……。
@ENG:

@IDX:32576
@OFF:0x1be75
@SPK:［悠紀］
@JPN:　それなのに、あなたは私をかばってくれた。途中までですけど……。
@ENG:

@IDX:32579
@OFF:0x1beeb
@SPK:[\protag]
@JPN:　だけど、御堂さんは盗ってないんでしょう？　なのに、あんな言い方をされて……。
@ENG:

@IDX:32581
@OFF:0x1bf7c
@SPK:［悠紀］
@JPN:　いいんです。もう慣れちゃいましたから……。
@ENG:

@IDX:32584
@OFF:0x1bfde
@SPK:[\protag]
@JPN:　え？　慣れたって……。
@ENG:

@IDX:32586
@OFF:0x1c0af
@SPK:［悠紀］
@JPN:　もうよろしいですか？　私、仕事がありますので……。
@ENG:

@IDX:32589
@OFF:0x1c119
@SPK:[\protag]
@JPN:　え、あ、あの……。
@ENG:

@IDX:32590
@OFF:0x1c175
@SPK:
@JPN:　御堂さんは、身を翻して消えていく。
@ENG:

@IDX:32591
@OFF:0x1c1a7
@SPK:
@JPN:　僕には、その背中にかけるべき言葉が、何一つ思い　浮かばなかった。
@ENG:

@IDX:32592
@OFF:0x1c2b9
@SPK:
@JPN:　どうして最後まで反論できなかったのだろう？
@ENG:

@IDX:32593
@OFF:0x1c2f3
@SPK:
@JPN:　副院長の言葉が、理に適っていたから？
@ENG:

@IDX:32594
@OFF:0x1c327
@SPK:
@JPN:　御堂さん自身、反論しなかったから？
@ENG:

@IDX:32595
@OFF:0x1c359
@SPK:
@JPN:　……そんなの、言い訳に過ぎない。
@ENG:

@IDX:32596
@OFF:0x1c399
@SPK:
@JPN:　本当は僕自身、彼女を疑っていたから……。
@ENG:

@IDX:32597
@OFF:0x1c3d1
@SPK:
@JPN:　だから、御堂さんから目を逸らした。
@ENG:

@IDX:32598
@OFF:0x1c403
@SPK:
@JPN:　必死に無実を訴える御堂さんを突き放し、副院長の　意見に賛同した。
@ENG:

@IDX:32599
@OFF:0x1c453
@SPK:
@JPN:　……そう、無言の内に賛同してしまった。
@ENG:

@IDX:32600
@OFF:0x1c499
@SPK:
@JPN:　目に焼きついた視線が、胸の奥を締めつける。
@ENG:

@IDX:32601
@OFF:0x1c4d3
@SPK:
@JPN:　心が、痛い……。
@ENG:

@IDX:32602
@OFF:0x1c4f3
@SPK:
@JPN:　だが、この痛みに耐え続けなければいけない。
@ENG:

@IDX:32603
@OFF:0x1c52d
@SPK:
@JPN:　それだけのことをしてしまったのだから……。
@ENG:

